kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

お維から参院選東京選挙区に出馬の田中康夫にミョーに甘い日刊ゲンダイ(笑)

タグにずらりと並べたのが、[田中康夫]、[日刊ゲンダイ]、[お維]、[長谷川幸洋]、[勝谷誠彦]。こんな気持ちの悪いタグばかり並ぶとは壮観だ。もちろん[これはひどい]も漏れなく添えた(笑)。

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20160604/1465010337#c1465021447

id:axfxzo 2016/06/04 15:24

あ、最近MXテレビで偶然奴を見かけて、ぎょっとしたのを思い出しましたよ。
田中のヤッシー、なんか数年前に小沢とやたらつるんでいたからイヤーな感じと、ひいて見ていた、てか、
ここ三年くらいはまともに見た記憶がない存在でした。
でもね、お維新からなんてクレージーな選択をしたこの男のこと、あなたの嫌いな日刊ゲンダイは、なんだか生温かく紹介していたような。
極右の維新と違う系統の田中康夫とか、橋下カラーなどが維新自体、薄くなっているとか?
アホちゃうか??
と、コンビニで一瞥した際に仰天しちゃいました。
お維新という選択肢をワザワザとったこと自体、ガチですよね?
ましてや、ミーハー有権者多そうな東京選挙区で、単純無所属でもラスト一議席に滑り込みそうなわけでしょ?大阪以外ではくたびれた政党の名前を纏うこと自体、相当な決意がないと無理なのでは?
つまり、キチウヨってこと。
ニュース女子なる狂った番組をみてしまった(まあ、司会の長谷川の嬉々としたざま、極右アジテーター、どうみても突撃隊みたいな勝谷など、悪党どもの巣付くところ、東京MXテレビ)後に見かけた田中のヤッシーだったわけで、あ、この人、完璧にそっち系と早合点していたところのこの出馬。
都民として、絶対に落としたい候補の一人、いやもう、ナンバーワンですな。
田中のヤッシー
タリーズのあんちゃん
そして中川(秘密保護法案の委員会を仕切った奴?)
最後の奴はブッチギリの当選だろうが、幸い、上の二人は、展開次第では落選有望!なぜか。
ほんとに当選できる自信あれば、大阪ではないのに、お維新から出ますかね?民主党共産党社民党が嫌で、流石に自民党からだと色んな意味で出られそうにないこやつなら、無所属で意気がった方が得なのでは?
政党に所属しないと当選後で苦しいとか、この人の行状からみてもナンセンスだろう。

MXは私の家のテレビには映らないんですよ(東京都民で、しかも都心からそんなに離れてないのに)。MXは昔横浜に住んでた頃、えらく見づらい画面で甲子園の阪神タイガース戦を見た記憶があるくらいです。MXって東京のローカル放送のくせに阪神戦の放映権を買っていたのですが(当時NHK-BS1が甲子園の阪神戦中継に力を入れ始めていて、それに少なくない全国の阪神ファンが見入っていたという時代背景もありました)、それをヤクルトファンの私が見たのは、それが前年までヤクルト監督を務めていた野村克也率いる阪神が、開幕11連勝して首位を走っていた「にっくき」星野仙一率いる中日に肉薄して挑んだ試合だったからでしたが、乱戦の末阪神は負けました(その後阪神は一度だけ首位に立ったものの、中盤から大崩れして最下位でシーズンを終えました。一方中日はリーグ優勝しましたが、日本シリーズダイエーに完敗しました)。

だから「ニュース女子」という番組も全然知らなかったので、ネット検索をしたところ、下記のようなおぞましい記事が……。

MXの異色ニュースがプライム帯に進出 セクシー路線で旋風起こせるか

MXの異色ニュースがプライム帯に進出 セクシー路線で旋風起こせるか
2016年03月27日 10時00分

 水曜26時40分から放送されていたTOKYO MXの異色のニュース番組「女は悩まない 女の世直し ニュース女子」が、4月から「ニュース女子」にリニューアルし、プライムタイム(月曜夜10時)に進出する。

 同番組は日本を代表する保守論客が分かりやすく、ていねいに社会問題を解説。今話題のニュースを女性にもわかりやすく伝える、大人の社交型ニューストーク番組だ。

 MCは、中日新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏(63)が務め、コラムニストの勝谷誠彦氏(55)、女医でタレントの西川史子(44)、フリーアナウンサー脊山麻理子(35)らが顔をそろえる。

 見どころは聞き手役の出演者たちだ。

「堅い内容ながら、人気グラビアアイドルの吉木りさ杉原杏璃らがドレスアップした華やかな姿や、脚線美を見せるのも番組が受けている要因の一つです」(テレビ局関係者)

 昨年12月に放送された同番組では杉原、脊山、グラビアアイドルの橋本マナミ(31)らが、華やかなミニスカクリスマス衣装姿で出演。自慢の脚線美に、ネット上にはファンからの「ステキ!」「良いな〜」などと、ニュース番組とは思えない称賛が並んだ。

 男性視聴者からすれば、プライムタイム進出で番組内容はもちろんのこと“サービスショット”も期待したいところ。

 同時間帯のニュース番組では、NHKと「報道ステーション」(テレビ朝日系)などがあるが、番組関係者は「報道ステーションとNHKにケンカを売ります!」と“豪語”。異色の番組が風穴をあけられるか注目だ。

東京スポーツより)

あの悪名高いプロレス紙・東京スポーツにこんな記事が出ていたとは。「日本を代表する保守論客」が長谷川幸洋勝谷誠彦だって? 背筋がぞわぞわしてくる。

いただいたコメントには、この番組に田中康夫が出て長谷川や勝谷らとじゃれ合っていたとは書かれていないが、勝谷誠彦の「親友」であるらしい田中康夫なら、そうした場面がテレビに映し出されても何の不思議もない。メディアがほとんど誰も見ないであろうMXで良かった。

とまあ、MXの番組にはその存在に驚きおののいた私だが、コメント中に言及のある日刊ゲンダイの記事には、昨日の記事を書くに当たってネット検索をかけた時に目を通してはいたものの、全く意外性はなく、ゲンダイなら書きそうな記事だとしか思わなかった。以下引用する。

おおさか維新から出馬 田中康夫氏の当選確率と本当の狙い|日刊ゲンダイDIGITAL

おおさか維新から出馬 田中康夫氏の当選確率と本当の狙い
2016年6月3日

 作家の田中康夫氏(60)が7月10日の参院選に、東京選挙区から出馬することが分かった。おおさか維新の公認候補になる予定だ。維新の関係者がこう言う。

「昔から仲がいい維新の下地幹郎衆院議員から声をかけられたようです。リベラルな田中康夫さんと極右イメージの維新とは合わないように見えますが、橋下徹さんが引退した後、党内から強いカラーは消えている。田中さんも違和感はないのでしょう。出馬するかどうか迷っていたが、夫人に背中を押されたようです」

 長野県知事を務めた後、「新党日本」を立ち上げて2007年、参院比例区で初当選、09年衆院選では兵庫8区から出馬して当選している。それなりに政治経験と知名度はあるが、果たして当選の可能性はどのくらいあるのか。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。

「6人区の東京選挙区は、すでに自民の中川雅治氏、公明の竹谷とし子氏、民進蓮舫氏、共産の山添拓氏の4人は、ほぼ当選確実です。田中康夫さんは残り2議席を、民進小川敏夫氏と、まだ決まっていない自民の2人目と争うことになるでしょう。自民党が誰を擁立するかによりますが、当選する可能性は高いと思います。田中さんも、当選確率を計算して立候補するはずです」

■舛添知事を辞任に追い込む

 ただ、本人の最終的な狙いは都知事らしい。東京選挙区から出馬するのも、その布石とみられている。

「都民から信頼を失った舛添知事は、いつ辞任に追い込まれてもおかしくない。自民党都議団も“ポスト舛添”が見つかれば、いつでも舛添知事を切り捨てるつもりです。長野県知事をやっていた田中康夫さんは、もう一度、首長になりたいと思っている。唯我独尊の本人の性格を考えても、参院議員よりも首長の方が合っています。実は、猪瀬さんが知事に選ばれた都知事選の時も、田中康夫さんは候補者として名前が挙がり、自民党都議団が接触していた。東京選挙区から参院議員に当選したら、都知事のポストは近づく。結果的に、田中康夫さんが舛添知事を辞任に追い込む刺客になる可能性があります」(都政関係者)

 田中康夫氏が当選するかどうか、一番気にしているのは舛添知事かも知れない。

■東京選挙区有力候補者
自民 中川 雅治(69・現)
公明 竹谷とし子(46・現)
民進 蓮 舫  (48・現)
民進 小川 敏夫(68・現)
共産 山添 拓 (31・新)

日刊ゲンダイより)

一瞥してわかる通り、「維新の関係者」と「鈴木哲夫」のコメントをもとにでっち上げた記事だ。「維新の関係者」の語る、「維新の下地幹郎衆院議員から声をかけられた」というのはありそうな話だとは思うが、心強いのは「逆神」の権化ともいえる鈴木哲夫の「当選する可能性は高い」とのご託宣だ。鈴木のご託宣は、必ずその逆の結果になるとして名高い。つまり田中康夫は落選する可能性が高い(ただ、id:pomme1919さんご指摘の通り*1田中康夫の立候補が生活や社民の票を食って自民党が2議席目を獲得する可能性はかなり高い)。

鈴木哲夫については、下記の2つの記事を含めこの日記で何度も言及している。

この鈴木哲夫というのは、上記1本目の記事に書いた通り、「小沢信者」にして、橋下徹もひいきにするトンデモ野郎だ。鈴木は「サンデー毎日」でレギュラーの連載を持っているほか、「週刊ポスト」や「週刊現代」などにも頻繁に登場するが(最近は「週刊金曜日」にも進出しているらしい)、なんといっても「日刊ゲンダイ」御用達のコメンテーターだ。つまりこんな男を使っている「日刊ゲンダイ」も橋下には大甘だってことであり、それもそのはずというか、鈴木哲夫が盲信し、日刊ゲンダイは自紙の売り上げのために利用している小沢一郎自身の4年前の口癖は、「私の考えは橋下市長と同じ」というものだった。

だから、そんな小沢の信者だのシンパだの支持者だのに新聞を売って食っている日刊ゲンダイが、小沢と親しい田中康夫がお維から出馬したって、正面から田中を批判する記事なんて書くはずありませんよ。そんなゲンダイの書いた記事を「コンビニで一瞥した際に仰天しちゃいました」と仰るのには、失礼ながら「まだまだ修業が足りないのでは?」と思ってしまいました。

まだまだ、日刊ゲンダイを見る目が甘過ぎるのではありませんか?