kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

小泉・高市・丸川が靖国参拝。稲田朋美は参拝を阻止され涙(笑)

11日から14日まで夏休みをとっていた。その間ネットやマスメディアが伝えるニュースからは遠ざかっていた。終戦(敗戦)記念日の昨日には帰っていたが、ネットはたまっていた『きまぐれな日々』のコメントを承認しただけ。そして今日、6日ぶりに復帰という次第。

思い出されるのが10年前の2006年。12日から15日に休みをとり、俗世間に帰ってきてみると、当時の総理大臣・小泉純一郎が念願としていた終戦記念日靖国神社参拝を果たしたという、暑苦しさがいや増すニュースに接した。

その小泉のドラ息子・進次郎も父に似て靖国が大好きらしい。

自民・小泉進次郎氏が靖国神社を参拝 - 産経ニュース

2016.8.15 08:40更新

自民・小泉進次郎氏が靖国神社を参拝

 自民党小泉進次郎農林部会長は15日朝、東京・九段北の靖国神社を参拝した。小泉氏は、毎年8月15日に靖国神社を参拝している。

(産経ニュースより)

そういや小池百合子が「新党」とやらを発足させ、それに小泉進次郎が参加するとかいうろくでもないうわさ話もあった。世の「リベラル」の中には結構小池やら小泉進次郎やらにシンパシーを抱いている向きもあるようだが、いったい何を考えているのかと思う。

また、括弧付きの「リベラル」からさえも大いに嫌われている高市早苗(但し、この女の極右ぶりを「営業用」と誤解している「リベラル」が未だにいる。私の意見ではこいつは根っからの極右だ)や丸川珠代も、当然のごとく靖国を参拝した。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160815-OYT1T50084.html

高市総務相と丸川五輪相、靖国参拝…首相見送り
2016年08月15日 18時12分

 高市総務相と丸川五輪相は終戦記念日の15日、東京・九段北の靖国神社を参拝した。

 ただ、安倍首相は参拝を見送り、中国や韓国への配慮をにじませた。

 高市、丸川両氏はともに閣僚の肩書で記帳し、私費で玉串料を納めた。参拝後、高市氏は「自国のために殉じられた方々の慰霊の在り方は外交問題になるべきものではない」と記者団に語った。閣僚では山本農相が6日、今村復興相が11日に参拝し、15日には萩生田光一官房副長官も参拝した。

 首相は西村康稔自民党総裁特別補佐を通じ、党総裁として私費で玉串料を奉納した。政府内には「首相、外相、防衛相以外の閣僚参拝は、中韓両国にとってギリギリのライン」(首相周辺)との見方もある。昨年は参拝した稲田防衛相は、ソマリア沖・アデン湾で海賊対処にあたる自衛隊部隊の視察でジブチを訪問しているため、参拝しなかった。

2016年08月15日 18時12分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

YOMIURI ONLINEより)

安倍晋三も(いつものように)靖国玉串料を「私費で」納めているにもかかわらず、「参拝を見送り、中国や韓国への配慮をにじませた」などと書くあたりがいかにも御用新聞の読売らしい(そういやヤクルトは神宮での読売戦連勝を6で、秋田での試合を含む読売戦ホームゲームの連勝を8でそれぞれ止められていた。東京ドームで9連敗した仇をあと一歩で討ち損ねたことになる。腹が立つ)。

一方、どうやら防衛省靖国参拝を阻む日程(アフリカ東部・ジブチ訪問)を組まれたらしく、靖国を参拝できなくなったのが悔しくて涙目になったのが、あの極右の中の極右にして防衛相の稲田朋美だ。

稲田朋美防衛相、8月15日の靖国神社参拝見送り 13日からジブチ訪問で自衛隊員を激励 - 産経ニュース

2016.8.12 18:49更新

稲田朋美防衛相、8月15日の靖国神社参拝見送り 13日からジブチ訪問で自衛隊員を激励

 防衛省は12日、稲田朋美防衛相が13日から4日間の日程で、アフリカ東部ジブチを訪問すると発表した。これに伴い、稲田氏は終戦記念日の8月15日の靖国神社参拝を今年は見送る。平成17年の初当選以降、参拝を欠かさなかっただけに、胸中は複雑なようだ。

 「靖国の問題は心の問題であり、安倍内閣の一員として適切に判断したい」

 稲田氏は12日、視察先の航空自衛隊小松基地(石川県小松市)で記者団に、こう語った。いつも通りの回答だったが途切れ気味に話し、目には涙がうっすらとたまっていた。

 稲田氏は平成17年以降、靖国神社に毎年参拝。第2次安倍晋三政権が発足してからも、行政改革担当相、自民党政調会長として8月15日と、サンフランシスコ講和条約が発効し日本の主権が回復した4月28日に欠かさず参拝していた。

 ジブチ訪問ではソマリア沖アデン湾で海賊対処活動を展開している自衛隊の派遣部隊を視察する。稲田氏は「海賊対処で非常に頑張っていただいている。非常に困難な任務に携わっており、その様子を視察し、隊員を激励することができたらいいと思う」と視察の目的を説明した。

 一方、小松基地視察は防衛相就任後、初めての部隊視察。空自戦闘機による緊急発進(スクランブル)の警戒に当たる隊員がF15戦闘機に乗り込む訓練を視察した。隊員約400人を前にした訓示で、今年1月に中国軍機2機が対馬海峡の上空を往復し日本海上空を飛行したことに触れ、「小松基地日本海側唯一の戦闘機部隊が所在する。この空域を守る任務はますます重要になっている」と強調した。

(産経ニュースより)

産経は稲田に大いに同情的だ。関連ニュースの欄には、「【政界徒然草稲田朋美防衛相を左翼メディアがつるし上げ 「侵略か? 自衛か?」などと歴史認識ネチネチ 笑顔でさらりとかわしたが…」*1、「【産経・FNN世論調査
最も期待できる閣僚は稲田朋美防衛相の10・1% ただし「期待できる閣僚はいない」が31%」*2など、見るもおぞましい文字列が並ぶ。

以上、不快な人たちの動向を伝える産経・読売の記事を引用するという、ろくでもない休み明け最初の記事になった。記事につけたタグは、[靖国]、[小泉進次郎]、[高市早苗]、[丸川珠代]、[安倍晋三]、[稲田朋美]、[産経]、[読売]、[これはひどい] の9つ。最悪だ。

今夕には台風が関東地方に接近して風雨が強まるとの天気予報。不快なことばかりの今日この頃である。