kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

TBS・民進右派・都会保守ブロガー氏どころではなかった。共産党東京都議が小池百合子に露骨なすり寄り(呆)。ニセ科学「ナノ純銀除染」推進者と妥協したのも道理か

問題はもはやTBSや民進党右派や都会保守ブロガー氏程度には全くとどまらないようだ。

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20170203/1486079151#c1486083275

id:mtcedar 2017/02/03 09:54

民進党だけならまだしも、「野党共闘」の相手(?)である筈の共産党でさえ "小池与党"振りをアピールする始末 https://twitter.com/itallmatuzaki/status/827031759858470916 なんですよね。下手したら「野党共闘」が丸々小池都知事の右派ポピュリズムに回収されるという悪夢さえ現実味を持ってしまい兼ねないかも・・・・・・


杉山真大さんのコメントからリンクされているのは、なんとあの「ナノ純銀除染」のニセ科学批判が咎められて共産党を除籍された松崎参(いたる)板橋区議のTwitterだ。

松崎いたる・板橋区
@itallmatuzaki

いたばし区民タイムスというローカル紙に載った板橋区選出の都議会議員の新年あいさつ。「小池与党」ぶりを一番アピールしているのは共産党都議でした。

21:51 - 2017年2月1日


その板橋区共産区議の新年の挨拶文とはいかなるものだったか。

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20170203/1486079151#c1486111380

mtcedar 2017/02/03 17:43

ちなみに上記で引用されていた『いたばし区民タイムス』に掲載されていた徳留道信・共産党都議の寄稿から。

“昨年誕生した小池都政がかかげる「都民ファースト」の改革に都民の期待が高まっています。「福祉は贅沢」といった石原元知事以来の大型開発優先の都政が続く中で、「豊洲移転問題」「東京五輪費用問題」「待機児童問題」「税金の私物化」など、都政のあり方・税金の使い方がゆがめられ、その一方でくらし・福祉に冷たい都政が続いてきました”

小池都政のかかげる「都民ファースト」、すなわち都民第一の立場で都民改革をすすめ、いのち・くらし・福祉中心の希望ある都政を実現するチャンスです”

“私は、都民要望にそった小池都政の改革を協力・応援し、さらに良くするための積極的提案をおこなって都政改革をリードし、都民要望の実現に全力をあげます”


どうですか、民進党右派もそこのけの小池都政へのすり寄り振り。「小池も野党共闘も」などという二兎どころか「野党共闘」が下手したら小池都政への「ワクワク」に回収され兼ねない危機感を、共産党支持者でなくても抱きますよ。


なんなんだ、これは。

さすがの私も驚いた。まさか、事態がここまで深刻だったとは。悲観的に傾き過ぎると批判されることが多い私の予想を現実がはるかに超えていたことに愕然とした。

思えば昨年秋、松崎区議の除籍問題が騒がれた頃、共産党を除籍された松崎区議は、かつての筆坂秀世のように「右転落」するのではないかと言っていた共産党支持者が結構いた。2ちゃんねらーも、松崎区議は小池新党から出馬したらどうか、などと面白おかしく書いていた。その例を下記に示す。

http://echo.2ch.net/test/read.cgi/kyousan/1478080413/24

24 : 革命的名無しさん 2016/11/11(金) 17:57:14.73
  松崎さんのファンは増えてると思うので、共産党を除名される前に辞表叩きつけて、来年の都議選に小池新党から出るのはどうだろう?
  板橋では知名度があるから、自民党の河野ゆうきの刺客として打って付け。
  小池知事の圧倒的人気とニセ科学バスターの松崎さんの知名度の相乗効果が期待できる。


だが、実際にはぶれていなかったのは松崎区議の方であって、板橋区共産党の方が組織まるごと「右転落」していた疑いが極めて濃厚だ。そう判断せざるを得ない。

そして、そのように右転落していた組織だったからこそ、ニセ科学を批判した松崎区議の除籍などというとんでもない誤りを犯したのだろうとも思う。

もちろん松崎区議の除籍にあたって共産党板橋区議団の肩を持ったであろう共産党執行部の責任も極めて重い。なにしろ、上記の駄文を書いた徳留道信なる都議は、2003年,
2005年(郵政総選挙)、2009年(政権交代選挙)の3度の衆院選に東京11区(板橋区)から立候補した(もちろんすべて落選した)東京の共産党の大物だ。それをたった今ネット検索で調べて知り、またしてもびっくり仰天した。つまり、問題は少なくとも「板橋区の」共産党全体に行き渡っている。それどころか、少なくとも東京の共産党全体がおかしくなっている可能性がきわめて高いし(何しろ徳留道信は区議ではなく都議なのだから)、日本共産党執行部もおかしくなっている可能性も高い(小池百合子ならぬ小池晃=東京都選出の参議院議員=は共産党でも指導的な地位にいる人間だから)。

日本共産党には猛省を求めたい。