kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

稲田朋美が都議選応援で「防衛省、自衛隊として」と発言、後に撤回(呆)

稲田朋美防衛大臣を即刻辞任すべきであろう。

http://www.asahi.com/articles/ASK6W6K8FK6WUTFK017.html

都議選応援「防衛省自衛隊として」 稲田氏、後に釈明
2017年6月27日21時19分

 稲田朋美防衛相は27日、東京都板橋区で行った都議選の自民党公認候補の応援演説で、「防衛省自衛隊防衛大臣自民党としてもお願いしたい」という趣旨の発言をした。防衛相が自身の地位に言及して所属政党の公認候補への支持を呼びかけるのは異例で、自衛隊の政治利用と受け取られる可能性もある。

 稲田氏は発言後、記者団に「(陸上自衛隊)練馬駐屯地も近いし、防衛省自衛隊の活動にあたっては地元に理解、支援をいただいていることに感謝しているということを言った」と釈明。演説会場から1キロ余りの距離にある練馬駐屯地(練馬区)の関係者が、選挙区内に住んでいることを念頭に置いた発言とみられる。

 自衛隊法61条は、選挙権の行使以外の自衛隊員の政治的行為を制限しており、特定の政党などを支持する目的で職権を行使できない。稲田氏の発言は、防衛省自衛隊が組織ぐるみで特定政党の候補を応援しているという印象を与えるうえ、大臣が隊員に対し、自衛隊法に抵触する政治的行為を呼びかけたと受け取られかねない。

 軍事ジャーナリストの前田哲男氏は「自衛隊法61条は隊員を対象にしているが、大臣も自衛隊の責任者として順守の義務は当然ある」と指摘。「『防衛省自衛隊防衛大臣として』と言葉に出して応援したのは法律違反はもとより、常識としてあり得ない。政治家の放言や暴言が続いているが、レベルが違う問題発言だ」と語る。

 稲田氏の言動はたびたび物議を醸し、国会などで問題視されてきた。「長期的には日本独自の核保有を国家戦略として検討すべきではないか」といった過去の発言を野党が追及。国連平和維持活動(PKO)で南スーダンに派遣した自衛隊部隊の日報の記載をめぐっても答弁が迷走した。5月発売の月刊誌には「『東京裁判史観の克服』のためにも固定概念にとらわれず」などと寄稿し、批判された。

 都議選期間中の今回の発言は、学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題をめぐる与野党の攻防が続く中、安倍政権にとって新たな火種になる可能性もある。民進党山井和則国会対策委員長朝日新聞の取材に「稲田防衛相は辞任すべきだ。自衛隊を選挙利用することがあってはならない。稲田氏をかばい続けた安倍首相の任命責任も当然問われる」と批判した。

 一方、自衛隊員の政治的行為の制限をめぐっては、自衛隊制服組トップの河野克俊統合幕僚長が5月、首相が憲法9条自衛隊の存在を明記する意向を示したことについて「ありがたい」と発言し、野党などから批判されている。

朝日新聞デジタルより)


稲田は昨夜(6/27)遅く、11時半過ぎになってようやくこの発言を撤回した。TBSの『NEWS23』が速報していた。

http://www.asahi.com/articles/ASK6X04DWK6WUTFK01G.html

稲田氏、「防衛省として」発言撤回 野党「辞任すべき」
2017年6月28日00時59分

 稲田朋美防衛相は27日夕、東京都板橋区で行った都議選の自民党公認候補の応援演説で「防衛省自衛隊防衛大臣自民党としてもお願いしたい」などと発言した。防衛相が自身の地位に言及して所属政党の公認候補への支持を呼びかけるのは異例で、自衛隊の政治利用と受け取られかねない。稲田氏は同日深夜、「誤解を招きかねない発言があった」として撤回した。

 稲田氏の発言に野党は批判を強めており、来月2日投開票の都議選に影響する可能性もある。学校法人「加計学園」問題を抱える安倍政権にとって、新たな火種を抱えた格好だ。

 稲田氏は応援演説後、記者団に「(演説会場は陸上自衛隊)練馬駐屯地も近く、防衛省自衛隊の活動にあたっては地元に理解、支援をいただいていることに感謝しているということを言った」と釈明。だが同日深夜になって改めて記者会見し、「(発言を)撤回したい。防衛省自衛隊に限らず、政府の機関は政治的にも中立で、特定の候補者を応援することはあり得ない。これは当然のことだ」と述べた。

 一方で、稲田氏は発言の意図について「近くに練馬駐屯地もあるので、応援してもらっていることに感謝しているとの趣旨で演説を行った」と改めて釈明。「これからもしっかりと職務を全うしたい」と述べ、防衛相を辞任する考えのないことを強調した。

 自衛隊法61条は、選挙権の行使以外の自衛隊員の政治的行為を制限しており、特定の政党などを支持する目的で職権を行使できない。稲田氏の発言は、防衛省自衛隊が組織ぐるみで特定政党の候補を応援しているという印象を与えるうえ、大臣が隊員に対し、自衛隊法に抵触する政治的行為を呼びかけたと受け取られかねない。

 民進党山井和則国会対策委員長は27日夜、朝日新聞の取材に「稲田防衛相は辞任すべきだ。自衛隊を選挙利用することがあってはならない。安倍晋三首相の任命責任も問われる」と批判した。

朝日新聞デジタルより)


稲田は3か月ほど前にも「辞任必至」と言われていた時期があったが、当時内閣支持率50%を超えていたことをバックに安倍晋三が稲田を辞任させなかった。また、マスコミも野党も世論も、森友学園問題に目を奪われて稲田の居直りを許してしまった。

本来、稲田はあの時点で防衛大臣を辞任していなければならなかった。マスコミ・野党・世論は度重なる問題発言を懲りもなく繰り返す稲田朋美に辞任への圧力をかけ続けなければならない。