kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

植草一秀と「風太」が去年書いた米大統領選評の「答え合わせ」の時がきた(笑)

小選挙区制廃止を『野党共闘』の統一綱領に!」

この日記では、これからもこのスローガンを繰り返し掲げる。

小選挙区制に代わる選挙制度の議論が必要になるが、そのためにはまず「小選挙区制廃止」で足並みを揃える必要がある。

仮に小沢一郎が「小選挙区制廃止」に踏み切る一方、枝野幸男がそれには踏み込めないならば、私は断固として小沢を支持して枝野を強く批判することになろうが、枝野が踏み込めないことは大いにあり得そうだけれども、果たして小沢が「小選挙区制廃止」を打ち出せるだろうか。

きまぐれな日々 立憲民主と野党共闘は「小選挙区制を改める」方向に舵を切れ(2017年10月30日)に昨日(11/8)いただいたコメント3件を以下に紹介する。

http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1492.html#comment21103

いずれにせよ、議席数を得票数に比例させ民意を正確に反映させることと、政党に所属しない個人の当選や「地域の顔」を保障することの両立がはかれるような選挙制度が良いと思うな。
そうすれば、既成政党の少数独裁や全体主義的傲慢が防げるだろうからね。

2017.11.08 16:36 バッジ@ネオ・トロツキスト


http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1492.html#comment21104

皆さん異様に感じておられない様なので指摘しておきます。


トランプ大統領は今回羽田ではなく横田から入国しました。
横田は米軍基地であり、トランプ大統領は基地に降り立ち、そして基地から飛び去っていったのです。
これは歴代のアメリカ大統領来日で初めての事です。
地位協定で認めらる米国軍人などの入管スルーの権利の応用というわけです。


これはトランプ大統領が、日本を主権国家と考えていないからできることです。
日本を属国とおもっているから平然とやったのです。


アエラ最新号では、今回の選挙を左右した一連の民進党の出来事について、アメリカの意向が反映されたという大使館の内部文書が暴露されています。
選挙制度を考えるのも大事なのですが、もっと目を大きく見開いて、この国の権力構造がどうなっているのかを見極めるのも私は大事だと思います。
でないといくら頑張っても、民主党政権の崩壊を食い止められないかったことの二の舞です。


トランプ大統領の件は、マスコミでは東京新聞がわずかに問題提起していた程度です。
テレビ報道など、あれだけバカ騒ぎを演じておきながら、この点への言及は一切ありませんでしたね。
こうして宗主国アメリカの作り上げた、この都合の良い体制が、国民に刷り込められていくのです。


今の若い世代は自民党をリベラル派と呼ぶ有様。
この国の異様な現実に、普通の国の様な考え方は通用しないと思います。

2017.11.08 19:48 風太


http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1492.html#comment21105

風太氏が小沢と小選挙区制の話からそらしたい気持ちはよく伝わってきますね。
まるで推理小説で、犯人が「もっと凶悪犯を捕まえろ」という理論のすり替えに似てますけど。
今まで野党が野合と喧嘩別れを繰り返していた、大きな要因として、小選挙区制があり、
また民意と議席数がアンバランスになっているという問題があるという「現実」はスルーして、
自分を棚上げしている風太氏の理屈に説得力はありません。

2017.11.09 05:28 一般的ウロタ


最後の一般的ウロタさんのコメントには笑ってしまった。

なぜなら私自身が昨夜某所で

「小沢信者」の「風太」は、よほど選挙制度小選挙区制の問題点)から話題を逸らしたいらしいなw

と陰口を叩いていたからだ。

そういやこの「風太」氏、去年の米大統領選挙で何か言ってなかったっけ、と思って、「風太 トランプ」で日記内検索をかけたら「ビンゴ!」だった。

リンクを張るだけではアクセスしてくれる人は少ないから、以下に昨年書いた記事を再掲する。

植草一秀に心酔する「風太」のトランプ観は「小沢信者」の思考の真髄(笑) - kojitakenの日記(2016年11月21日)

昨日批判した植草一秀の愚かしいブログ記事*1に呼応したと言うべきが、かつて「きまぐれな日々」のコメント常連だった「小沢信者」の代表格「風太」の植草信者用掲示板への下記の書き込みかな。

http://9123.teacup.com/uekusajiken/bbs/13985

急がれる日本の新体制つくり 投稿者:風太 投稿日:2016年11月11日(金)07時36分49秒


敗戦後70年続いた日米関係、それはアメリカによる日本の属国化でしたが、それもトランプ大統領誕生で終止符を打とうとしています。

トランプ大統領誕生は、多国籍資本のために国家の権能を利用されたくないというアメリカ市民の思いを意味しています。

まして多国籍資本のためのTPPなど論外というわけです。

トランプによりアメリカは大きく変わります。

わずか1%のエスタブリッシュメントにより支配され、形だけの民主主義で忍耐を強いられていた米国市民は、良くも悪くもその体制にNO!を突きつけたことになります。

そしてそれはアメリカ支配仕様で作られていた霞が関自民党体制が、すでに過去のものになったということを意味します。


不様なのはその変化が理解できず、投票日直前にヒラリーに会いに行った安倍晋三総理です。

しかも彼の率いる自公政権と維新は、トランプがあれだけ否定していたTPPを国会で強行可決しています。

ヒラリーを大統領に仰ぐ米の体制が継続することを当たり前のように考えていて、そんな自分たちを変えられない証拠です。

それこそ彼らがアメリカ旧体制の遺物でしかないことの証明です。

TPPを前提にとらぬ狸の皮算用のごとく考えていたアベノミクスはこれで完全に名目共に崩壊したわけです。


そして安倍晋三日本会議が進めようとした日本の軍事大国化による対中政策。

しかしそれは後ろ盾になるアメリカが変われば二階で梯子を外されたも同然となります。

太平洋戦争当時日本の指導部の一員でありながら戦後もアメリカに迎合することで権力を保持し続けた祖父の岸信介のイズム。

そんなものに縛られる安倍晋三総理と、その安倍総理を祭り上げてきたマスコミ。

すでに退場のゴングが鳴らされています。


国民も長い間の米支配に慣れ親しみ民主主義の基本を忘れてきました。

しかしそんな70年はトランプ大統領誕生で幕を閉じました。

いままでは何事においてもアメリカの意向を忖度してその通りに動いていれば済んでいたのです。

でももうそれは通用しません。

自分自身で考えないとこれからは誰も頼れなくなるのです。

もうアメリカは日本には属国としての関係ではなく、普通の外国としての関係を求めてきます。

トランプは当然の様に今の様な日米安保体制は終了させるでしょう。

そうなれば日本もこの体制を変えなければなりません。


自公はもう使用期限を終了しました。

維新も同じ穴の狢ですから同様です。

そして霞が関も日本国民仕様のものに作り替えなければなりません。

何よりも日本国民の意識を変革しないと日本は自滅するだけでしょう。


いま国民がなすべきことは、安倍政権を追い詰め早急に総選挙を行い、野党による新政権を樹立させることです。

その際総理大臣に今現在一番ふさわしいのは小沢一郎さんです。

彼は旧体制でバッシングを受け中央から放逐されましたが、それは彼がアメリカに対して自主独立の国づくりを目指したからです。

小沢さんが中央に戻れば、中国との関係も正常化できます。

鳩山由紀夫さんも同様に政界に復帰しこの事態の対応に力を尽くしてもらいたいです。

他には自民党政権アメリカに抵抗して辞職した福田康夫さんにも頑張っていただきたい。

蓮舫さんを総理にしても良いのですが、彼らのサポートは絶対に必要です。


日本はこの変化に総力を挙げて対応していかないとなりません。

しかし日本国民はきっとこの大きな変化に対応できるはずです。

なぜならば日本には今までも大きな変化を遂げて生き抜いてきた歴史があります。

トランプ大統領は映画「シン・ゴジラ」に登場して日本を変えようとしたゴジラの様なものです。

あの映画の言わんとしたことがこうして現実になったのです。

しかもトランプは虚構ではなく現実なのです。


政治は生活を守るための手段だということをアメリカ市民は日本国民に知らせてくれました。

このメッセージを我々も真剣に受け止め行動に移さないと。

これから起こるであろう大きな変化では、主役は国民一人一人でなくてはなりません。

でないと明治維新や昭和の敗戦時の誤りを、繰り返すことになります。

大事なのはこれは自分たちに突きつけられたものだということです。


「小沢信者」の思考のエッセンス(真髄)ともいうべき文章だよ、これは(笑)。

これをよく覚えておいて、今後のトランプや安倍晋三のリアルの動きと照らし合わせて「答え合わせ」をしようと思った今日この頃。


答え合わせの時がきた。「風太」と植草一秀の答案は「0点」だ。

ちなみに、昨年書いた記事からリンクを張った植草のブログで、やつはこう書いていた。

米国を支配する巨大資本は、死に物狂いでクリントン当選を誘導したが、主権者はこうした巨大資本の誘導に抗(あらが)った。

主権者の勝利、レジスタンスの勝利である。

この選挙に際して、一貫してトランプ氏の当選見通しを提示し続けた副島隆彦氏の見事な洞察力が改めて輝きを放つ。


やっこさんも「風太」に負けず劣らずひどいな。岩波書店はかつてこんな人間の著書を出していたことを「黒歴史」にしてるんじゃないかな?(笑)