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古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

希望の党、松沢成文提出の「分党」リストに細野豪志らは含まれず(呆)

名護市長選とか株の暴落とか豪雪とかがあったが3日間日記を休んだ。4日ぶりに書くのがまたぞろ「希望の党」の悪口とは我ながらあきれるが、人間の浅ましさがあれくらい露骨に表れている集団はなく不愉快極まりないので、読者の関心が高くないことは承知しているが書くことにする。

希望、正式に分党 松沢成文氏が5人のリスト提出 きょう手続き開始 - 産経ニュース

希望、正式に分党 松沢成文氏が5人のリスト提出 きょう手続き開始

 希望の党松沢成文参院議員団代表は6日、古川元久幹事長と国会内で会談し、安全保障や憲法に関する執行部との見解の違いを理由に「分党」の協議を申し入れ、自身を含む5人の「分党リスト」を古川氏に提出した。7日の役員会で正式に提案し、分党手続きが始まる。

 5人は松沢氏のほか、中山成彬国土交通相中山恭子拉致問題担当相、行田邦子参院議員、井上一徳衆院議員。「希望の党」の党名は松沢氏側が引き継ぐ方向で調整する。

 松沢氏は当初、1月中の分党を目指し、玉木雄一郎代表も松沢氏ら党創設メンバーとの分党協議に応じる考えを示していた。ただ、分党に必要な「国会議員5人以上」が集まらず同月内の分党が見送られていた。

 党執行部は1月26日、民進党などとの連携に軸足を移すことを狙い、衆院選で訴えた安全保障法制の実質的容認と憲法9条改正への積極姿勢を軌道修正する党見解を発表した。これに対し松沢氏らは「立党の精神と違う」と反発していた。

 一方、松沢氏らと同じく党創設メンバーの細野豪志環境相長島昭久政調会長笠浩史衆院議員らは執行部側につく見通しだ。

(産経ニュース 2018.2.7 05:00更新)


細野豪志長島昭久笠浩史らは、小池百合子が商標登録した「希望の党」の名を返上した玉木雄一郎代表の政党(新政党とかシンシンシン党などといったろくでもない名前にすれば良いと思う)にしがみつくらしい。

形の上では「チャーターメンバー」でないものの、実質的には同じである前原誠司松原仁、それに柿沢未途らは問題にもされていないようだが、それもおかしい。昨年の都議選で「都民ファ□ストの会」の推薦を受けたものの公認を得られず落選した柿沢未途夫人・幸絵のツイートには、今もおぞましい画像がトップで表示されている。


彼ら(細野・長島・笠・前原・松原・柿沢ら)は全員、松沢成文と行動を共にすべきではないのか。元「小沢ガールズ」の行田邦子もなぜかいるぞ(笑)。

そういえばしばらく前に下記の報道に接したが、その後どうなったのだろうか。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018013000938

希望への合流判断「誤り」明記=民進報告案

 民進党は30日の執行役員会で、2月4日の定期党大会に諮る2017年度活動報告案を了承した。前原誠司前代表が主導し、党分裂のきっかけとなった希望の党への合流について「詰めの甘さは申し開きの余地がなく、判断は誤りだった」と総括。「国民、有権者、支持者に深く謝罪する」と記した。

時事通信 2018/01/30-16:53)


小池百合子一派との野合といえば、それを推進した張本人の一人である小沢一郎の責任も問われず、それどころか相変わらず「野党共闘」のご意見番面をしているのもおかしい。これなどもう論外中の論外であり、現在の「野党共闘」には、ひとたび仲間に加わった人間に対しての批判を許さないような、「リベラル」にありがちな悪弊を強く感じる次第だ。

4日に投開票された名護市長選について、「不正選挙」との陰謀論が、かなりの知識人と思われていた人たちの間からも聞かれるようになったことに驚き呆れているのだが、あれだって自公執行部の過剰な注力ぶりなども挙げられるだろうけれども、もとを正せば「オール沖縄」陣営内で翁長雄志沖縄県知事*1に対する批判が憚られるような空気が醸成されていたことが大きな敗因ではなかったかと思えてならない。自分たちの敗因の総括を避けようとする気持ちが「不正選挙」云々という陰謀論に安易に結びついてしまう。2012年の衆議院選挙に日本未来の党が惨敗した時には、「不正選挙」陰謀論は「小沢信者」の中でも特に過激な者(というか狂信者)が発しているだけだったが、今ではいっぱしの「知識人」とみられていた人たちまでもが「不正選挙」陰謀論に傾きつつある。由々しき現象だ。

まず自陣内での相互批判が普通にできるようでなければ*2、ずるずる続いている後退の歯止めをかけることなど到底できないと思う今日この頃だ。

*1:翁長氏には結構妥協的な体質があるのではないかと私は思っている。

*2:自陣内での相互批判ができないことは、「野党共闘」を推進している共産党の「民主集中制」と深い関わりがあるのではないかと私は疑っているが。