kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

四半世紀前とは別人! 公明党・石田祝稔の無残な「転向」に呆れ返る

きまぐれな日々 「働かせ方改革」法案の衆院委員会強行採決に怒る(2018年5月28日)に私は書いた。

 もちろん、問題は共産党だけにあるのではない。微温的な労働基準法改正案しか出せなかった立憲民主党や国民民主党なども強く批判されるべきだし、与党でも25年前に裁量労働制についての質問をした「石田(祝)委員」というのは、現在も公明党衆院議員を務める石田祝稔のことではないだろうか(議事録の一番最初にフルネームが記載されている)。その石田は、今後行われる衆院本会議での採決では間違いなく法案に賛成票を投じるはずだ。


石田祝稔は、「採決で法案に賛成票を投じる」どころではなかった。四半世紀前の新進気鋭の議員は、今では公明党政調会長を務める幹部議員として、「高プロ」に「理解を示す」発言をしていたのだった。下記毎日新聞記事(共同通信の配信)は、検索語「世論調査 高プロ」でググったら上位に表示された。

公明・政調会長:「高プロ」維新の改正案に理解 - 毎日新聞

公明・政調会長
高プロ」維新の改正案に理解

 公明党石田祝稔政調会長は16日の記者会見で、働き方改革関連法案で焦点の「高度プロフェッショナル制度」創設に関する日本維新の会の修正案に理解を示した。対象者が制度適用に同意した後で撤回できる規定を盛り込むことについて「自分は向いていないと思った人に道をつくるのは必要だ」と述べた。(共同)

毎日新聞 2018年5月16日 22時03分(最終更新 5月16日 22時03分)


これが、四半世紀前の1993年に裁量労働制の問題点を国会で執拗に批判した新進気鋭の公明党議員が無残な「転向」を遂げた現在のあんまりな姿だ。

どうしようもなくひどい。