東京都の下記サイトだけど、土日は更新が鈍いんだね。
昨夜、金曜日には夜9時に更新されていた死亡者数のデータが9時を過ぎても更新されないから、土日は更新しないのかと思っていたら、9時45分になってようやく更新された。3月28日の死亡者数は63人だ。
しかし、検査実施人数の数字は最新の更新が27日午前11時であって、3月26日までの検査実施人数しかわからない。27日と28日の数字はまだ不明なのだ。
この日記で何度も書いた通り、23日から26日までの陽性率は異様な高さとなっていて、検査が間に合わなくなっている恐れがきわめて強い。だから、下記ツイートのような懸念が示される。
東京都による今月23日の対策本部会議だけど、他にも気になるのは検査体制について。それまで検査は一日100件までという話だったのを340に拡大するという方針が確認されたのはいいのだけど、これまでのところ着手はされていない。 pic.twitter.com/j6cUMhAuaR
— 金明秀 KIM, Myungsoo (@han_org) 2020年3月28日
東京は早ければ明日からでも、検査能力の不足によって確診者数の増分が100に張り付く事態に陥りかねないように見えるのだけど…。 pic.twitter.com/IGdILGMUSF
— 金明秀 KIM, Myungsoo (@han_org) 2020年3月28日
一昨日、職場で同僚が「東京の感染者数がそんなに増えなくて良かった」と言っていたが、何のことはない、100人前後しか検査していないのだ。それでいて47人とか63人とかの感染者が出る。この事態に危機感を感じない方がどうかしている。
サンデーモーニングで堀賢は「日本の検査のポリシーはドイツと違う」と嘯いていたが、少なくとも東京では検査数が全く足りていない。
安倍晋三でさえ、「厚労省に毎日のように『PCRの検査数を増やしてほしい』と言っている」と記者会見で語っていた。しかし実際には、東京都の場合何週間も前からちっとも増えていない。
東京五輪の延期決定前後から、小池百合子が妙に露出度を増やしてはしゃぎまくっているが、おひざ元の東京都の検査がこのありさまなのだ。小池の責任も追及されてしかるべきだ。
それなのに、かつて小池に「ワクワク」したことで私が散々批判した某「リベラル」ないし都会保守のブログは相変わらず小池に対して異様に甘いし、某(かつての)有名ブロガーは、小池がポスト安倍の一番手に躍り出るかも、などと呟いていた。
ふざけるな。
いったい何回同じ誤りを繰り返したら気が済むのか。