日経、読売、JNNの世論調査結果が発表された。いずれの調査でも先月よりは内閣支持率が下がっているが、検察庁法改正案の採決が見送られた時のような急落ではない。三春充希氏は「ほぼ下げ止まったと見られます」と論評した。
内閣支持率・不支持率の平均
— 三春充希(はる) ⭐みらい選挙プロジェクト (@miraisyakai) 2020年6月7日
6月5~7日に実施された日経新聞の世論調査を反映しました。内閣支持率は5月中に急落し、その後はほぼ下げ止まったとみられます。 pic.twitter.com/WOiJajL7Ti
内閣支持率・不支持率の平均
— 三春充希(はる) ⭐みらい選挙プロジェクト (@miraisyakai) 2020年6月7日
日経新聞(6月5~7日実施)、読売新聞(6月5~7日実施)、JNN(6月6~7日実施)の世論調査を反映しました。 pic.twitter.com/tlFiAoI2v0
昨日投開票が行われた沖縄県議選では、玉城デニー県政の与党が過半数を守ったとはいえ自民党が議席を増やした。
今月は中旬に広島の河井夫妻の逮捕が予想されているが、月の後半から来月初めにかけて「鬼門中の鬼門」の東京都知事選が行われる。既に夫妻の逮捕が内閣支持率に織り込まれていると見られる前者より、予想される小池百合子圧勝で「右バネ」が強まる後者の影響の方が強そうだ。立憲民主党が宇都宮健児支援、国民民主党が自主投票をそれぞれ決めたのは、ダメージを最小化する方向の判断を両党の執行部が選んだためとみられ、妥当な判断だと思う。一方、某新選組の態度ははっきりしないが、この政党にはもはやまともな支持者はほとんど残っておらず、「信者」が拗ねているだけだと思われるから、執行部というか山本太郎がどのような判断を下そうが、大勢に影響はないだろう。とはいえ都知事選が小池百合子のみならず自民党にとっても「恵みの雨」となることは避けられそうにもない。
しかも通常国会が閉じられれば安倍晋三の失点が目立ちにくくなり、それによって内閣支持率が上がることはもはや定番と化している。
これからしばらくは「反動の季節」が続くのではないか。