国民民主党が東京都知事選の自主投票を決めた件だが、これを報じた共同通信の配信を受けながら、共同通信のサイトには載っていない記事の後半部を載せているのが日刊スポーツだ。両方の記事へのリンクを下記に示す。
日刊スポーツの記事の後半部を以下に引用する。
小池氏は2017年に国民の前身となる旧希望の党を設立。党幹部によると、5月の執行役員会では「小池氏と無縁ではない。支援を検討するべきだ」との意見が出た。革新色が強い宇都宮氏については、当初から支援に消極的な声が大勢。玉木雄一郎代表は3日の記者会見で「党として組織立って応援することはない」と表明した。
国民は、次期衆院選の野党共闘につなげるため、れいわ新選組の山本太郎代表が無所属で出馬すれば、立民などと野党統一候補として支援する方針だったが、山本氏がれいわ公認にこだわり、折り合いが付かなかった。
(共同)
出典:https://www.nikkansports.com/general/news/202006070000286.html
やはりおそらく小沢一郎が主導して、山本太郎を野党統一候補として担ごうとした動きがあったようだ。だが、新型コロナウイルス感染症の影響が深刻化した3月頃から急速に存在感が薄れていった山本太郎は、東京五輪の開催にこだわって対策を遅らせ、感染を拡大させた「重大戦犯」でありながら、延期決定後態度を豹変させて存在感を増していった小池百合子に認知度の差をみるみる広げられ、惨敗必至と判断されて降ろされたといったところが真相だろう。表向きは山本太郎が某新選組公認にこだわったためとされているが、もしそれが本当なら、彼はそんなに現元号を宣伝したいのかと思ってしまう。
その山本太郎は都知事選に対する態度を未だ明らかにしていない。事務所職員の解雇問題が週刊誌に載るのかどうかは知らないが、意図的に動きを止めているように見える。