kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

鹿児島県知事選で現職の三反園訓が「ゼロ打ち落選」の完敗(7/12)

 昨日(7/13)、何か書き忘れたなと思ったら、一昨日の鹿児島県知事選で二期目に挑んだ現職知事の三反園訓が完敗したことを記事に入れるのを忘れていた。

 マスメディアは午後8時に「ゼロ打ち」で塩田康一新知事誕生を報じたらしい。三反園は現職知事には珍しいほどの不評を買って落選した。

 

 

 三反園は小沢一郎シンパだったらしい。その縁かどうか、4年前には現立憲民主党川内博史という小沢系の議員に応援を受けたが、今回、川内が属する立民の鹿児島県連は伊藤祐一郎前知事を応援したものの、伊藤は塩田にも三反園にも及ばない大惨敗だったようだ。何しろ伊藤に投票したのは立民支持層の2割弱で、その比率は自民支持層より低かった。また、かつて小沢系ジャーナリスト(テレビ朝日記者)として鳴らした三反園は、4年前の知事選での公約だった脱原発をあっさり反故にして、今回の選挙では自公の推薦を受けたものの完敗した。

 

 

 

 私はニュースステーションよりも、当時よく見ていた朝の「やじうまワイド」(という名前の番組だったか)を思い出すが、私も三反園は好まなかった。時々、彼が威勢の良い反小泉純一郎の言葉を吐いたのに期待したこともあったが、その一方で彼の煮え切らない鵺的な発言に失望させられたことも再三だった。総じて、三反園は信用できない人間だという印象を持っていた。

 だから、三反園が鹿児島県知事として失敗したのもさもありなんと思う。

 三反園にせよ川内にせよ、小沢系の人間なんかみんなこの程度だ。

 小沢は、民主党にいた頃には電力総連に配慮してかどうか、脱原発の旗幟を鮮明にできなかったし(その代わりに川内博史を使って、AERAに掲載された川内のインタビューで、小沢があたかも脱原発派であるかのような印象操作をさせていた)、民主党代表選では大の原発推進派である海江田万里を担ぐなどした。小沢が脱原発を明確に打ち出したのは、民主党を離党したあとのことだ。

 その悪しき伝統は山本太郎にも引き継がれている。山本が昨年国民民主党内の電力総連系議員に忖度する発言をしたことは記憶に新しい。