サッカーJ1では、「発熱者が出ているのに試合強行」という暴挙が行われた。下記は日刊スポーツの記事。
以下引用する。
鳥栖発熱者も試合決行「やらないべき」東京監督訴え
8/1(土) 22:16配信
FC東京がホームでサガン鳥栖に2-3で敗戦した。試合後の会見に出席した長谷川健太監督が、試合当日の午後に鳥栖の選手に発熱者が出たという報告を受けたことを明かした。
新型コロナウイルスへの不安から「抗原検査を受けたい」との内容だったという。選手には「不安なら試合をやらなくていい」と話すなど、チームには複雑な思いがあったと吐露した。
Jリーグに判断を求めた結果、新型コロナウイルス対応ガイドラインに基づき試合開催に問題ないとの返答を受けたという。当該選手は7月31日に発熱し、試合前にはチームを離れたという。
試合が開催されたことについて、同監督は「やらないべきだと思う」と私見を述べた。「前日の夜に熱を出した選手がいた。また全員がPCR検査をやって陰性なら安心できるが、それが担保できない中で試合をやらせるのは考えてもらいたい」と、選手を預かる監督の立場から訴えた。
(日刊スポーツより)
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/6e1db9ffb1b290df76a3ee7453b336e27d05bb7d
報道にある通り、佐賀県をホームとするサガン鳥栖の選手が新型コロナウイルスに感染していたかどうかは明らかではない。しかし、選手当人が不安を訴えたというのに試合を強行するとは、安倍政権が推し進めている「何がなんでも『経済を回す』」という政府の方針が醸し出す空気に流された暴挙以外の何物でもない。このように断じるほかはない。
この国はいよいよ本格的におかしくなってきた。
それにしても、ホークスの福岡とサガンの佐賀か。九州も相当深刻な状況のようだ。