このツイートを見て思い出すことがあった。
2005年前後って与野党は小泉前原時代で本当に絶望的に改革競争してたので、小泉の「改革する!」に前原が「賛成だ!さらに改革だ!!」みたいに言うてて国会の勢力図抜きにしたら庶民にとって一番地獄絵図な政治状況やったなと。 https://t.co/HgcrSGNhBY
— high-rocky (@hirocky0121) 2020年9月15日
2005年の郵政総選挙に自民党が圧勝して民主党代表の岡田克也が引責辞任し、それを受けて行われた民主党代表選で前原誠司が菅直人を破ったことがあった。上記ツイートはその頃のことを言っている。同時どっかの月刊誌で前原誠司が櫻井よしこと対談し、前原が櫻井に「健全(な野党のあり方)ですね」と褒められて前原が喜んでいたのに吐き気がしたことを覚えている。
でも、前原と同じくらいひどい民主党代表がその前にもいた。それが2001年の鳩山由紀夫だ。
当時、国会で鳩山は、「抵抗勢力と闘う小泉純一郎首相」に協力を申し出たのだ。あの時、なんて馬鹿な野党第一党の党首なのかと驚き呆れたものだ。
オザシンたちは前原誠司や野田佳彦、枝野幸男、菅直人らばかり批判するし、実際2000年代には彼らにも新自由主義色は濃かったが、小泉に協力を申し出た鳩山も、当時の前原・野田・枝野・菅らと比較してもその新自由主義志向の強さでは全く変わらなかったし、何より政党の代表という責任ある立場にいただけに、罪は鳩山の方がずっと重かったと思う。
オザシンを初めとする当時の鳩山・小沢支持者は、そのあたりの総括が今に至るまで全くできていないことを改めて指摘しておく。