昨日(9/27)のサンデーモーニングの最中、午前8時32分頃に俳優・竹内結子氏の自殺と見られる死去がテロップで報じられ、テレビドラマを見る習慣などいたって少ない私でさえ21年前に時々見ていた朝ドラの主演で知っていたこの人の訃報にすっかり気をとられてしまったのだが、この時サンモニではトランプの話題をやっていた(杉浦みずきが原稿を読んでいた)。
その前の2番目のトピックが新型コロナウイルス感染症だったのだが(水野真裕美が読んでいた)、そこで指摘されていたのが、近々行われるという日本への入国規制緩和が、当初の計画から1年遅れて来年夏開催予定の東京五輪開催に向けての実績作りとのことで、唖然としてしまった。
現在、欧米では夏休みで人が動きまくった影響のために新型コロナウイルス感染症の陽性者が再び激増している。たとえば先週金曜日(9/25)のアメリカでの陽性者は1日で5万5千人を超えたという。
アメリカ、1日のコロナの陽性者数が5万5千人越えとな。。。 https://t.co/n5jzhtki7V
— kazukazu88 (@kazukazu881) 2020年9月26日
陽性者は欧州でも激増している。欧米は日本より気温の低下が早いせいもあるだろうが、日本というか東京でも先週はずいぶん気温が下がった。
この日記では毎週土曜日に、NHKニュースに基づいて前週の土曜日からその週の金曜日までの陽性者数を記録しているが、9/19-25の週は陽性者2995人、死亡者44人だった。陽性者数は、この形式で記録を始めた8月第1週以降ではもっとも少ない数字だった。
それが一転して、この土日の感染者数が多めの数字になっている。一方、死亡者数は土日とも3人ずつで、こちらは前週よりも少ない。下記はNHKニュースへのリンク。
陽性者数は9/26(土)が643人、9/27(日)が485人で、2日間の合計が1128人。これに対して死亡者数は前述の通り土日とも3人で計6人だから、いわゆる「致死率」(この呼称は適切ではないが)は0.5%と低い。これは典型的な感染拡大初期の傾向だ。しばらく前からその兆しが認められた「第3波」の感染がいよいよ拡大を始めたように思われる。
今日は月曜日だから、特に東京都では新規陽性者数は少なめの数字が出ることが予想されるが、問題は明日以降だろう。
こんな時に、海外からの入国規制緩和や、GoToキャンペーンの東京都への適用、大学での対面授業の再開等の緩和策ばかりをやるのが成立したばかりの「過激なネオリベ政権」たる菅義偉政権だ。本当に最悪の政権が誕生したものだとため息が出る。
おそらく新型コロナウイルスの影響で、現在政権や自民党が狙っている10/23召集予定の臨時国会での解散総選挙は難しくなるだろうし、現在はバブル的な人気でバカ高い菅内閣の支持率も、あっという間に急降下するだろう。
最終的には、新型コロナウイルスは安倍政権に続いて菅政権をも倒すことになる。