kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

国内の新型コロナウイルス感染症の週間新規陽性者数5,649人、死亡者数56人(2020/10/31-11/6) 〜 新規陽性者は前週よりさらに23%増加

 10/31(土)から11/6(金)までの新型コロナウイルス感染症の陽性者数は、その前の1 週間よりさらに目立って増えた。ニュースが、大接戦だった大阪市廃止の住民投票や、一部の「激戦州」でのみ大接戦だった米大統領選(実際にはフロリダ州などごく一部の例外を除いて世論調査の結果と整合していた)にメディアも人々も気をとられているうちに、陽性者数の増加が顕著になってきた。そういえば、安倍晋三に続いてトランプもコロナにとどめを刺された形だし、大阪市の廃止だって、コロナによって公助の必要性を人々が感じ始めたことが、大阪維新の会新自由主義的な野望を阻んだといえるかもしれない。

 下記はNHKのサイトへのリンク。

 

www3.nhk.or.jp

 

 上記サイトから、昨日(11/6)の23時59分時点での新型コロナウイルス感染症の陽性者数と死亡者数を転記すると、陽性者数が106,226人、死亡者数が1,812人となっている(クルーズ船・ダイヤモンドプリンセス号を除く)。その前の1週間(10/24-30)は陽性者数累計が100,577人、死亡者数が1,756人だったから、今週は陽性者数5,649人、死亡者数56人だったことになる。先週は陽性者数が4,582人、死亡者数は46人だったから、陽性者数は1,067人(23%)、死亡者数は10人(22%)、それぞれ増加した。週間の死亡者数を陽性者数で割った値は0.99%であり、先週の1.00%とほぼ同じ。8月1日以降の累計では陽性者数は69,837人、死亡者数は799人となった。「致死率」は1.14%。

 週間の新規陽性者が3千人台の時期が1か月半ほど続いたが(その間、9月の4連休の週だけ3千人を少し割り込んだ)、4千人台は1週間で通過し、今週は早くも5千人台に乗った。1日の新規陽性者数も、一昨日(11/5)、76日ぶりに1,000人を超えた。このことをブログに書いたら、それは前々日が祝日だったから前日の検査数が多かったためだとのコメントをいただいたが、そんなことはない。現に昨日(11/6)は一昨日をさらに上回る1,145人の新規陽性者が確認された。実際に陽性者は目立って増えているとみるべきだ。

 NHKのサイトに表示されているグラフを見ても、「第3波」が到来したことはもはや確実と思われるが、今回のピークがいつ頃で、どのくらいの規模になるかはわからない。いわゆる第2波は、第1波と比較して、検査件数の増加を考慮すれば規模は小さかった*1と思われる。今回は、第2波あるいは第1波と比較してどうなるか。

*1:陽性者の捕捉率が上がったため、第2波の規模が見かけ上大きく見えた。