昨日(4/7)の大阪府の新型コロナ新規陽性者数は、過去最多の878人だった。
最初の緊急事態宣言発出からまる一年が経ったが、昨年6月に吉村洋文は「大阪には緊急事態宣言は必要なかった。緊急事態宣言の効果を検証していく」と大ミエを切った。しかし、それから1年も経たずして大阪を含む近畿の府県(他に兵庫、場合によっては京都も)が全国に先駆けての3度目の緊急事態宣言が懸念される事態になった。
以下MBSニュースより。
大阪の新規感染者878人 分科会の尾身氏は“緊急事態宣言”の可能性について言及
更新:2021/04/07 18:05
4月7日、大阪府は新型コロナウイルスの感染者が新たに878人確認されたと発表しました。大阪で800人台の新規感染者が確認されるのは初めてで、4月6日の719人を上回り過去最多です。また、東京の555人を超え、9日連続で全国最多となる見通しです。
(大阪府 吉村洋文知事 4月7日)
「今の大阪の感染状況は右肩上がりの状況が続いている。これまでにない速度で感染の急拡大が続いている」
重症病床の使用率も4月6日時点で66.5%とひっ迫しています。府は独自基準『大阪モデル』で「赤信号」を点灯させ、「医療非常事態宣言」を出し、4月8日から府域全域で不要不急の外出を自粛するよう呼び掛けました。
(大阪府 吉村洋文知事 4月7日)
「医療非常事態宣言。これを本日、発達を致します。医療体制が非常にひっ迫している状況です。1人でも感染者を減らすことが医療ひっ迫の回避につながりますので、おひとりおひとりの感染症対策、そして府民の皆さまの不要不急の外出の自粛をお願い致します」
去年12月以来の2度目となる「赤信号」の点灯を受け、4月7日夜から「太陽の塔」と「通天閣」が赤くライトアップされます。
大阪の感染の急拡大に日本医師会も警戒感を示しています。
(日本医師会 中川俊男会長 4月7日)
「緊急事態宣言を先行解除した大阪府の感染の再拡大はすさまじいものです。この勢いのままいけば緊急事態宣言も視野に入ってくるのではないかという心配をしています」
一方、政府コロナ分科会の尾身茂会長は緊急事態宣言の可能性について、国会で次のように述べました。
(立憲民主党 山井和則衆院議員)
「大阪で1日の新規感染者1000人を超えたら、さすがに緊急事態宣言ということになりますか?」
(政府コロナ分科会 尾身茂会長)
「ちっとも改善する傾向が見えないということであれば、さらに強い措置で、それが緊急事態宣言なのかどうかは原因によると思いますが、もちろん可能性としてはそういうこともあるのではないか」
(MBSニュースより)
出典:https://www.mbs.jp/news/kansainews/20210407/GE00037717.shtml
こういう非常時に表れるのが人間の本性だ。
こういう時に吉村洋文が飲食店への助成を拡充するよりむしろ罰を与えることに力を注いだことはずっと忘れないでいたい。
— スズキナオ (@chimidoro) 2021年4月5日
吉村知事「見回り隊は数百人規模に」遵守の店舗には特典も https://t.co/J3nMXbBRG7
下記は上記ツイートに対する反応。
— コウチャン (@kou3075) 2021年4月6日