任期満了なら10月17日投開票のはずだが、11月投開票だって? 以前から投票日11月というのは言われていたが、何考えてるんだろうね。
読売は、衆院選投票は11月の公算と報じる。共同は、10月末以降と報じる。
— カタコトぶうこ🍥 (@yoyaMACD) 2021年9月3日
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10月上旬に新首相が所信表明演説、それから代表質問をして解散か。
ローマでのG20サミットが10月30,31日。
10月24日の参院静岡・山口補選が前哨戦に。ここは共産党どうするのか?
なお私は、自民党は誰が総裁になってもダメで、選挙で下野させるしかないと考えているが、現在総裁候補として名前が挙がっているうち、論外の泡沫極右人士(高市早苗や、いったん不出馬を表明した下村博文など)を除く人たちの間で最悪なのは、平河エリ氏も名前を挙げている河野太郎だろう。
河野総理は本当に、誰のためにもやめたほうがいい……。絶対にリーダー向きじゃない。
— 平河エリ | 『25歳からの国会』(現代書館)📕 (@yomu_kokkai) 2021年9月3日
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平河氏は河野の性格や資質がリーダー向きではないと考えているようだが、私はそれ以上に、河野もまた菅義偉と同様の過激な新自由主義者である点を、河野を買えない最大の理由だと考えている。大胆な財政支出が必要な新型コロナ対応は、菅が反面教師ぶりを遺憾なく発揮したことからも明らかなように、ネオリベ政権にはできないのだ。
自民党は安倍晋三や岸田文雄らも含めてみな大なり小なりネオリベ的なところがあるから、下野させなければならない。岸田文雄のような宏池会の人間は、同じネオリベではあっても菅義偉や河野太郎ほどに過激ではないから、菅よりはいくぶんマシだろうが、岸田こそ(もちろん河野もだが)「絶対にリーダー向きじゃない」。一の子分が選挙で殺されようとしているのに(現に落選した)、本来思想信条が異なるはずの最高指導者の靴を舐め続けるような、「上しか見ていない」人間が、日本国民のための政治などできるはずもないことはあまりにも明らかだ。
あと、小林よしのりや宮沢孝幸とつるむ石破茂だのも消去していけば、結局かつてのタカ派で、現在でもその立ち位置は変わらないが、周囲が激しく極右化したために相対的にマシに見えるようになった野田聖子くらいしか残らないのではないかというのが私の意見だ。何より、菅のあとに野田というのは面白いし縁起が良い(もちろん反自民側にとっての話だが)。
昨年の自民党総裁選を思い出すが良い。菅へ菅への雪崩が起きた。その1年後に菅が政権を投げ出したわけだから、雪崩を起こして菅になびいた自民党国会議員たちにも重い責任がある。つまり、昨年の段階でもう自民党は政権担当能力を完全に失っていた。
それなら潔く下野するしかない。野田聖子は選挙管理内閣の総理大臣という位置づけで良い。
こういう考え方が普通であってしかるべきだと私は思うが、この国では惰性力が強すぎて簡単にはそうならないのかもしれない。でも、自民党の本当の終わりは、何も長期的ならずとも中期的な将来には現実になるだろう。というか現実にならざるを得ない。それくらい自民党は政党として当然備えていなければならない能力を失ってしまった。