kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

グーグル、YouTube などで気候変動 が起きていることを否定する動画などへの広告の配信を禁止すると発表/一昔前のオザシンは「地球温暖化陰謀論者」ばかりだった

 下記のツイートを見て、「娘さんよく聞けよ、オザシンにゃ惚れるなよ」という替え歌が思い浮かんだ。

 

 

 グーグルはグーグルでいろんな問題点があると思うが、この方針は良い。

 思い出すのは一昔前、オザシンたちの間で「温暖化懐疑論」が猖獗(しょうけつ)を極めていたことだ。

 当時のオザシンの言うことを聞いて、地球温暖化なんか××の陰謀だよ、などという戯言を信じていたら、突然の洪水や突風に愛するオザシンが、いやそれならオザシンの自業自得だが、自分自身もやられてしまうかもしれない。

 このように、一昔前のオザシンの言説が歴史の審判を受けて結果が出た事項は他にもある。

 たとえば小佐古敏荘と空本誠喜の師弟がそうだ。元御用学者の小佐古氏は、2011年に東日本大震災に伴う東電原発事故が起きた当時、民主党菅直人政権の内閣参与を務めていたが、「20シーベルトなんて根拠なんかない」と当時の民主党政府を批判する発言をして話題となった。

 

gendai.ismedia.jp

 

 当時私は「御用学者だったくせに」と小佐古氏を信用しなかったが、その後の氏の言動から、小佐古氏の批判が科学者としての両親から出たものであったと認め、小佐古紙に対する評価をネガティブからポジティブへと改めた。

 一方、小佐古氏の政府批判を民主党内の権力争いに利用しただけだったのが、小佐古氏の弟子に当たる広島の小沢系民主党衆院議員・空本誠喜だった。

 実は空本こそ本心では東電原発事故にもかかわらず原発推進派であることを止めなかった政治家だった。但し空本は原発推進派だったためか日本未来の党には参加せず、2012年の衆院選には民主党から再選を目指して立候補したが落選した。その後空本は2014年の衆院選では無所属での出馬を断念したが、2017年に今度は日本維新の会から衆院選に立候補して再び落選した。今回の衆院選でも広島4区に維新公認で立候補している。これが小沢系の政治家の一人がたどった道だ。小佐古敏荘は本物の学者だったが、空本はニセモノの政治家だったわけだ。

 この2つの例が示す通り、2009年の政権交代からもう12年も経つので、その間のオザシンや小沢系の政治家に対するネガティブな歴史的評価が固まりつつある例は他にも少なくない。

 しかしそれにもかかわらず、当時小沢側に立った人たちが十分な総括をしているかといえば、全くしていないとしか言いようがないと思う次第。