kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「野党共闘」による候補者一本化でしぼむ野党の比例票。「小選挙区比例代表並立制の矛盾が出てきている」(平河エリ氏)とは言い得て妙

 再び平河エリ氏のツイートより。

 

 

 それはいえる。「野党共闘」に参加する各党が選挙区での候補を一本化すると、比例の得票率が落ちる。ここに「野党共闘」戦術の落とし穴がある。

 必要なのは、小選挙区比例代表並立制自体を捨て去ることだ。たとえ第二党であっても野党には(政権交代を起こさない限り、あるいは第一党と同程度の地力を持たない限り)不利な制度なのだ。

 この制度や「野党共闘」に執念を燃やしていた小沢一郎が選挙区で敗れたのは象徴的なできごとだ。

 野党は選挙制度の再改変で合意し、「共闘」はそれが実現するまでの時限的な戦術だと割り切るべきだ。