kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「小池百合子に靡いたか靡かなかったかは本当に大きい。これだけでその政治家の評価が一定できる」(ツイッター政治おじいちゃん氏)。これは本当にその通り

 これはもう本当にその通りだ。

 

 

 弊ブログが小池百合子を評価したことは一度もない。2016年に小池が東京都知事選に勝ってからは、それまで小池を批判していた人たちまでもが小池に「ワクワク」し始めたのを見て呆れ返った。

 私の基準はツイッター政治おじいちゃんお化け氏よりももっと厳しくて、たとえ「希望の党」騒動で小池になびかず立民入りした人であっても、小池にすり寄ったり対談で意気投合した人に対しては評価を下げる。蓮舫は前者に、辻元清美は後者にそれぞれ該当する。特に蓮舫民進党代表だったから、彼女が小池にすり寄ったことが「希望の党」騒動の一因になったと私は考えている。蓮舫といえば思い出すのが2016年参院選挙であって、あの時は維新公認の田中康夫民進の2人目・小川敏夫が最後の議席を争うという情勢調査結果だったので、私は政治家としてはあまり好きではなかったが小川敏夫に投票した。あの時は蓮舫に投票しようとしている多くの人に「そんなに新自由主義が好きなのかよ」と毒づいたものだ*1。しかしその蓮舫であっても、本当に希望の党入りした連中と比較すると評価は高くなる。

 あの「希望の党」騒動で小池百合子になびいたか否かは、政治家の資質を評価する大きな材料になる。それは絶対に間違いない。

 なお枝野幸男が全く小池になびかなかったかどうかには、若干微妙なところがある。あれはまず小池が枝野を排除したことから始まっていて、前原誠司は枝野を排除の対象から外すように小池と交渉しようとしていた。もちろん前原は枝野に新党を結成してくれるなとも交渉した。これに対して枝野は2017年10月1日に新党立ち上げを決断できたのに(そして決断すると思っていたが)、決断が1日遅れて翌日になった。このわずかなタイミングの遅れに枝野の逡巡がうかがわれた。そもそも、小池に排除のターゲットにされさえしなければ、枝野は希望入りした、つまり小池になびいただろうと思われるのである。

*1:私は蓮舫タカ派かつ新自由主義的傾向が強い政治家だとみており、彼女に対する評価は低い。