タイトルの通り。今日(2/5)も日本国内で新型コロナ第6波による死亡者数が117人に達した(NHK*1による2/5 20時30分現在の数値)。また新規陽性者数もNHKの集計では初めて10万人を超えた。新規陽性者数の傾向的減少はまだ確認できないから(現に2/5の新規陽性者数は前日より増えた)、1日あたりの死亡者数は少なくともあと10日くらいは増え続けるだろう。おそらく1日の値としては過去最多を記録するのではないか。累計で第3〜5波を超えるまでになるかはまだわからないが*2。
この惨状を招いた原因として絶対に見落としてはならないのは、年初に騒がれた在日米軍が検疫を勝手に止めていた一件だ。在日米軍の米兵にきちんと検疫をやっていればこんなことにはならなかった。最初に種さえ蒔かなければ指数関数的増加も起きない。また検査数が十分であれば仮にウイルスがわずかに入りこんできても抑え込める。そんなことは当たり前だ。現に日本同様の島国である台湾やニュージーランドが良いお手本を示してくれている。しかし日本の検疫には在日米軍という大穴が開いていた上、検査数のキャパもあまりにも小さすぎた。
このように、失敗の原因は明らかなのだから、岸田政権は検証及び総括をきっちり行って再発防止策を講じなければならない。それがこの国に住む人々に対する日本国政府の責任であり義務だ。また日本国民も政府にそれを求めなければならない。アメリカに対して忖度などしていては絶対にいけない。自分たちの命と健康を守ることをもっと真剣に考えなければならない。
*1:https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-all/
*2:今日(2/5)で第2波の死亡者数を超えた。明日(2/6)にも第1波の死亡者数を超える。