kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「市議選の結果とかから見ると、維新が削ってるのは立憲や国民以上に共産の票という可能性が強い」との説がある

 現在厄進中の日本維新の会(国政政党の方)だが、彼らが削っている票は立民や民民以上に共産の票だという分析があるらしい。

 

 

 上記はリベラル・左派系のアカウントの発信だが、下記は右系のアカウントだと認識している。

 

 

 共産と維新にはともに「ガツンと言う」という共通点があるように見える(私は中身にも共通点があるとは言っていないので留意されたい)。その「ガツンと言う」側面をを理由にして、かつて「維新を支持しないが了(諒)とする」と言っていた小沢一郎支持系の人がいた。「了(諒)とする」というのは「止むを得ないとして認める」という意味だ。要するに、このロジックによって小沢が「私の考えは橋下市長と同じだ」と口癖のように言っていたことに目くじらを立てない(黙認する)という姿勢であって、こういう維新に対する小沢の大甘のあり方、及び小沢に忖度して諌言できなかった小沢一派の体質にこそ根本的な問題があったといえる。この件は、現在もなお、大石晃子衆院議員が孤軍奮闘する一方で山本太郎の維新批判があまり目立たないという形で尾を引いている。つまり立民ばかりではなく某元号組の体質にも強い疑念が持たれるのである。

 共産から維新への票の流れについては、Keisuke Okutsu氏と同様に私も「考えてもいなかった」が、あり得ないことではないと思った。

 維新はきわめて危険な政治勢力だ。テレビの影響力を全面的に利用しており、在阪民放局は全局をほぼ征圧した。東京キー局にも相当浸透しているがまだ全部ではない。だからちょっとでも気に食わない報道があると、先日TBSの「報道特集」についてBPOに意見を申し入れたことからもわかる通り、露骨に弾圧する構えを見せてくる。こんな政治勢力に権力を持たせては絶対にならない。大阪が最悪の見本になっている。

 そろそろ各党は本気で打倒維新に全力を傾けなければならない。