kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

ひろゆきにも田原総一朗にも媚びまくる「厚顔無恥なネオリベ電波芸者」たかまつななを撃つ

 昨年大晦日に公開した下記記事へのコメントを紹介する。コメントの内容は記事とは関係ない。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 suterakuso

新年になっても旧来テレビでまだこんなことやってんのかよというのを見つけてしまったのでお知らせします。

https://www.daily.co.jp/gossip/2023/01/02/0015935755.shtml
田原総一朗氏 朝生出演者に謝罪ツイート 番組中ブチギレ「出て行け!」ネット「人の話を聞け」

 ジャーナリストの田原総一朗氏が1日未明放送のテレビ朝日朝まで生テレビ!」で、出演者に「日本から出てけ!」と怒鳴りつけ、放送終了後にSNSで謝罪した。

 この日は「元旦激論!ド~する?!日本“再興戦略”は?!」と題して、自民党片山さつき氏、国際政治学者の三浦瑠麗氏らのほか、ジャーナリストでお笑い芸人たかまつなならが出演した。

 番組中盤、「日本は立ち直せるか」という質問に出演者が○×で回答した。元財務省小幡績慶大准教授が「知性の堕落」と指摘。「このメンバー見たって、20年間同じようなメンバーで、同じような議論をして、進歩が全然ないよ」と番組批判を繰り出した。

 その言葉にカチンときた田原氏は「おふたりは若いよ」とたかまつらを指さした上で、「あんた、何にも見てないよ。ムチャクチャ言うな!彼らだって若いじゃないか」と小幡氏にブチ切れた。

 小幡氏は「彼らは素晴らしい。彼らに発言させないと」と要望すると、たかまつは「発言させてください」と手を上げた。たかまつは×を挙げた上で「日本には諦めがはびこっている。日本は社会を変えられると思っている若者は2割くらいで、先進国の中でものすごく低い数字なんです」などと意見をぶつけ「やっぱり教育が必要」と欧州の主権者教育の必要性を述べた。

 聞いていた田原氏は「あなたは本心×なの?本当は日本はよくなると思っているの?思っていないの?」と問いただした。たかまつが「思ってないです。だって…」と話し出すと、田原氏は遮り「だったら、日本から出て行け!この国に絶望的だったら出てきゃいい」と声を荒らげた。

 たかまつはひるむことなく「日本は防衛予算と同じくらい、子供の教育にお金をかけなきゃいけない」と応戦した。

 たかまつは出演後にツイッターを投稿。「『スタジオから出て行け!』と田原さんに言われましたが、終わったあとは、仲直りしました」と感想をつづり、田原氏とのツーショット写真を載せた。

 田原氏はたかまつの書き込みをリツイート。「失礼致しました。たかまつさんには絶望しないで頑張り続けて欲しいので、その気持ちをぶつけてしまいました。これからも宜しくお願い致します」とつづった。

 田原氏の書き込みにネットでは「少しは人の話を聞きましょう」「だからといって出て行けはない」「元気でいいですね」とさまざまな意見が寄せられた。<

記事を読んでまず思ったのが、「出て行け!」ではなくて「日本から出て行け!」かよ、さすが小林よしのりと並ぶネトウヨの育ての親、下劣だな、ということで、次に、くだらないヤラセ番組、と思いました。「日本から」の部分に抗議しない「若者代表」たかまつも、さすがだなと思い、ツイッターを見に行ったら、次のようにツイートしていました。

https://twitter.com/nanatakamatsu/status/1609311867062882304
>「スタジオから出て行け…」と田原総一朗さんに言われたのはビックリしましたが、自分の意見をきっちり言って、激論を交わせたと思います。
朝まで生テレビ出演しました!!番組の感想戦や番組で話せなかったことなどYouTubeにアップしました。

https://twitter.com/nanatakamatsu/status/1609404028139765767
>【若者の声を聞こう】持続可能な社会を作るため、この国の未来を背負う若者をもっと審議会のメンバーにいれるべき、若者の出演者を番組でも増やすべきなどとお話させてもらいました。「スタジオから出て行け!」と田原さんには言われましたが、終わったあとは、仲直りしましたw 楽しかったです

なんと、「日本から出て行け」を「スタジオから出て行け」に粉飾していました。いや、さすがの正義感と心配りですね。

そして、いちおう、もう一度記事を読み返してみると、ヤラセのどさくさに紛れてトンデモなことを言っていることに気が付きました。

>たかまつはひるむことなく「日本は防衛予算と同じくらい、子供の教育にお金をかけなきゃいけない」と応戦した

は? なに防衛予算を「子供の教育にかけるお金」と同じくらいにしてるんだよ? ざっとググりましたが、日本の教育への公的支出は対GDP比3~4%ほどで、それはOECD諸国では最も低い部類といったところでしょうか。とはいえ、いま議論されている防衛費2%よりはるかに高いし、それは当然です。誰がフィクサーかは知りませんが、これも防衛費2%を所与のものとしようとする所業でしょう。

たかまつは次のようにもツイートしています。

https://twitter.com/nanatakamatsu/status/1609865447335424000
実はこの半年ぐらい、炎上などが怖くなり、言いたいことがあっても、SNSで黙っていることが多かったんです。でも、朝生に出て、若者の声が届いてないし、打席に立たないでどうするんだと思ったので頑張ります。田原総一朗さんは「たかまつさんは言うべきことを言う人だ」といつも言って下さります

さしずめこの番組は、ハーメルンの笛吹きの製造工場ですね。それはこの記事の出演者を見ても分かるでしょう。

これ、田原のマンスプレイニングとして話題になっていますが、そういう、あけて通されていることに隠れて、ろくでもないものが紛れ込んでいると思います。それも非難されるべきですね。

 

 この件、めんどくさいよなあと思ってスルーしようかと思っていたのだが、田原総一朗がどうしようもないのは当然だけれども、田原よりもたかまつななのの方がもっと、ずっと悪質なんじゃないかなあと思った。そもそも田原とたかまつを切り離して考える方がおかしいような気もした。

 しかし、ブログ記事にするきっかけがみつからなかったので放置しようと思っていたら、下記ツイートが目に入った。

 

 

 私はツイート主と違って田原には全然同情しないが、田原よりもたかまつに批判の焦点を当てているところは良いと思った。

 過去には「めんどくさい奴」であるたかまつを取り上げた機会はほとんどないけれども、下記記事で一度、決定的な悪評価をしたことがある。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 例によってめんどくさいのでたかまつが引き起こした騒動の経緯は省略するが、記事を下記のように結んでいる。

 

 

 一言で言うと、「新たなネオリベ電波芸者」といったところだろうか。この「電波芸者」という蔑称は、弊ブログを開設した2006年当時には主に故勝谷誠彦をターゲットにして用いていたが、その勝谷の系列に属する人間だろう。また橋下徹との共通点も多い。

 現にたかまつは、先に引用したぷろもはん氏(兵庫県在住の立民支持でプロ野球オリックスファンの方のようだ)のツイートから張られた、醜悪極まりない下記ツイートを発信している。

 

 

 代表的なネオリベ人士・ひろゆきや、29歳のたかまつと同世代の人たちに対するこの気持ちの悪い媚態はなんだろう。そうそう、たかまつはひろゆきの直系と認定しても良いかもしれない。最近は「鳥肌が立つ」という標準語が誤用されることが普通になってしまっているので、やむなく関西弁の「さぶいぼ」という言葉をついつい使いたくなってしまう。気持ちが悪くてぞわわーっとしてしまう。「諦め口を紡ぐ」などと書きながら、たかまつの腹の内は自信満々で、ひそかに舌を出しているのだ。

 一方で、たかまつは田原総一朗と馴れ合っていることを隠そうともしない。それを堂々と示したツイートが、suterakusoさんの長いコメントでリンクを張られた3件だろう。

 

 

 

 たかまつは田原に平然と媚びている。

 

 

 よくも抜け抜けとこんなツイートを発信できるものだが、上記ツイートにはたかまつを応援する反応のツイートが多数寄せられているから頭が痛くなる。

 なおsuterakusoさんが指摘された、日本の教育への公的支出が世界的には低いとはいえ現在の防衛費(軍事費)の約1%よりはずっと高い3〜4%なのに*1、たかまつは「日本は防衛費と同じくらい子どもの教育に金をかけなきゃいけない」と抜かした、つまり軍事費激増を所与のものとする議論の片棒を担いでいるとの指摘は興味深かった。そう、たかまつは岸田政権の軍事費倍増政策を暗黙の前提にする刷り込みをやってるんだよね。どの程度自覚的かはわからないが、少なくとも「リベラル」だの「サヨク」だのにすり寄って電波芸者の地位を自ら危うくするような真似を絶対にしないことを心がけていることは間違いないだろう。

 田原総一朗は古くは竹中平蔵を宣伝しまくっていたし、安倍晋三が最初に総理大臣になる前から安倍をプッシュしていた。三浦瑠麗もずっと朝生の準レギュラーだ。田原には2002年にサンデープロジェクトで極右発言を連発した高市早苗を「無知で下品」と罵倒して高市をめそめそと泣き崩れさせた一件があって、その醜態が翌年の衆院選での高市落選につながったのではないかと私は思っているが、そのような数少ない功績でさえ、なんでそんな高市を番組に呼んだのかと思える。まあさすがにあの時には田原が本気で怒った(それほどまでにも高市の発言が論外だった)のだろうが、何をやっても結局は「ハーメルンの笛吹き製造器」になってしまうのが田原だのテレビ朝日だのの性(さが)なのだろう。今回やらかしたたかまつななとの馴れ合い(八百長)は、先の長くない自分を犠牲にして電波芸者・たかまつの声価を高めようとでもしたのだろうか。本当にろくでもないが、そんな田原よりももっとろくでもないのがたかまつであることはいうまでもない。

 最後に、かつても書いたたかまつに対する評価を繰り返しておく。

 たかまつななは、少なくともリベラルや左派が意見を傾聴する必要など全くないし、弊ブログはたかまつを「積極的に敵視すべき人間」であると認定している。

 たかまつななに騙されてはならない。