kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

泉健太はなぜ幾多の神社からわざわざ「乃木神社」を選んで、これ見よがしのツイートまでしたのか?

 泉健太乃木神社参拝については、私は立民の支持者ではないから「どうかと思う」とか「早く辞めてほしい」というくらいの感想しか持ちようがない。それよりも、ここぞとばかりに批判者を「限界系」呼ばわりしたり、罵倒語としての「左翼」を浴びせかける人たちのあり方の方が気になる。後者については、これまであまり他人を「左翼」呼ばわりの罵倒をしたことがなかったと認識していた人までそれをやっていた。

 乃木希典は部下を多く死なせてしまった無能な将軍だった上に、最悪なことに明治天皇に「殉死」した。そんな人を祀る神社に「中道左派を主な支持層とする」野党第一党の党首が初詣に出掛けたことは、どんなに割り引いてもネガティブな心証を持ってしまう。これは私の自然な感情であり、自分でも制御できるものではない。

 社民党員・まことん氏のツイートより。

 

 

 

 そうそう、なんでわざわざ乃木神社を選んで、これ見よがしのツイートまでしたのかってことだよね。乃木神社が自宅の近所にあるというのは単なる方便で、「立民の支持者を試す」意図があったと考える方が自然だ。しかも泉は支持層の「左側」をさらに挑発するかのようなツイートまでしており、それらが「はてなブックマーク」のホッテントリになった。

 

 

 

 これらは「炎上商法」にしか私には見えない。しかもその効果は皆無ではないかと思われる。

 泉は、昨年の参院選で立民の比例票が枝野幸男代表時代の一昨年の衆院選から約3分の1も減らしてしまったかを考えるべきだろう。しかし昨年からの泉はといえば、岸田政権の軍事費倍増政策や安倍晋三国葬に対する反応に見られる通り、3分の1減った状態を固定しようとしているかのようにしか見えない。昨年の参院選を「アクシデントだった」とツイートしていた人を見かけた。おそらく泉の支持者だろうが、国政選挙の得票率は世論調査では決して得られない有権者に対する「全数調査」であり、これを「アクシデント」と片付けようとするとは全く非論理的だと言わざるを得ない。現実から目を背ける態度はいい加減に止めた方が良い。

 泉に対しては、いつだったか三春充希氏が「愚か者め!」と一喝していたが、その通りだよな、と思わないわけにはいかない。