kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

立憲は泉氏の就任以来、関東で大きく票を失っています。(三春充希氏)

 いよいよ三春充希氏が立民と共産の支持率や国政選挙での得票などの統計データを公開するようだ。

 三春氏のツイートを受けて下記のツイートを発信した人がいた。

 

 

 これに対する三春氏のツイートが下記。2021年衆院選(枝野代表時代)と2022年参院選(泉代表就任後初の国政選挙)での関東での立民の絶対得票率の変化が図示されている。

 

 

 三春氏の他のツイートをリンクする。

 

 

 

 2017年衆院選か。私は立民には投票していない。東京15区の野党候補は当時希望の党(現自民党)の柿沢未途共産党の吉田年男だったから吉田に投票するしかなかった*1。比例では原則として社民、社民に気に入らないことがある時には共産に入れる(このケースはしばしばある)。私は昔も今も柿沢未途を蛇蝎のごとく嫌っているから柿沢なんかには絶対に投票しない。柿沢は前回衆院選後に自民党に行ったが、元自民党の親父を持つ柿沢にとっては当然の行動だったに違いない。

 このところ弊ブログでは泉健太を批判し続けているが反応は少ない。書いているのが上記の通り必ずしも立民を支持していない人間だから仕方ないかも思うが、上記三春氏のツイートは私の肌感覚と実によく合っている。

 以下、上記ツイートへの反応。

 

 

 

 

 泉がドラスティックな立民の都道府県総支部長の人事異動を行い、昨年の代表選で公約したらしい衆院選挙区の総支部長早期再任もおそらく意図的に遅らせていることを私はつい最近「立憲ナビ」を名乗るTwitterアカウントが散発的に発信するツイートやその他立民支持者たちのツイートから読み取ってそれらをブログ記事でも紹介したのだけれど、泉の支持者やそれにつるんでいる人たちはそれらを批判するでもなく黙殺している。最近は泉の批判者を「限界系」というレッテルを貼って罵倒する風潮がネットの一部にあるので、その流れへの迎合や忖度があるのかもしれない。

 しかし泉の立民代表就任後に立民が大量の票を流出させた事実は動かないから、しびれを切らした蓮舫が泉を批判した。しかし主義主張や思想信条では蓮舫は保守派にして新自由主義者であってむしろ泉に近いから、泉に対しても「発信力」を問題にするのみだ。実際には単に「維新にすり寄る泉」と「『小池百合子さんの背中を眩しく見ていた』蓮舫」の違いがあるに過ぎない。

 以下にNHKが報じた蓮舫の泉批判のニュースを示す。

 

www3.nhk.or.jp

 

立民 蓮舫氏 去年の参院選めぐり 泉代表の発信力に問題と批判

2023年1月17日 21時57分

 

立憲民主党蓮舫参議院議員は、去年の参議院選挙で党の支持が広がらなかったのは泉代表の発信力に問題があったと批判し、政策の発信を強化するよう党執行部に注文をつけました。

立憲民主党蓮舫参議院議員は、17日夜、東京都内の大学で講演しました。

この中で、蓮舫氏は、去年の参議院選挙で党の支持が広がらなかった原因を問われたのに対し「泉代表の発信力がダメなのではないか。経験が浅く、知名度がない人をトップに立てると、まっとうな政策を言っても国民に届かない」と述べました。

そのうえで「野党の存在価値は、賃上げなど『こういう社会をつくりたい』と声高に言うことだ。われわれには政策があるので、執行部は猛省して、来週23日からの通常国会では国民に政策を届ける立憲民主党でなければならない」と注文をつけました。

 

NHKニュースより)

 

出典:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230117/k10013952601000.html

 

 蓮舫(私は支持しないが)の批判や三春氏が今後公開する統計データをきっかけに、少しは議論が進むのだろうか。泉はもう1年3か月も代表を務めているから、もう十分長い期間党首の座にいると私は思うのだけれど。

 そうそう、弊ブログにいただいたコメントに、橋本健二氏の分析によると無党派層の1割が新自由主義右翼で4割が穏健保守、5割がリベラルだという指摘があった。この分析自体は確か橋本氏の本にも載っていたはずなのでそれを読んで知っていたが、橋本氏はその1割の新自由主義右翼が現実の政治に強い影響力を持っているという。今日はもう時間がないし明日はおそらくブログの更新ができないので、明後日の土曜日にでもご紹介したいと思う。