ついに「高転びに転んだ」三浦瑠麗については、ちょうど半年前の昨年の「9.11」に公開した下記記事でその末路を言い当てており、それに追加すべきことはほとんどないと思うのでほとんど何も書いてこなかったが、たまには触れておく。
以下、米山隆一のツイートより。
三浦瑠璃氏は、TVというより、自民党安倍政権と時代の空気が押し上げた虚像だったと思います。「平和の為の徴兵制」の様なちょっと人目を惹く右寄りの話を、客観的な風味で、野党側を「非現実的」と小ばかにしながら話すだけで人々は拍手喝采を送りました。https://t.co/YS0KyzZMkU
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) 2023年3月8日
しかしその中身を検討すれば、驚くほど非現実的で中身がないのは、三浦氏の主張の方でした。橋下氏や維新の言説も、同様のカテゴリーに属すると思います。https://t.co/8p8RCAbSYN
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) 2023年3月8日
上記米山氏の指摘が特に鋭いと思ったから取り上げたわけでもなんでもなく、こういう当たり前の指摘がやっと標準になったかという思いだ。
なにしろ少し前まではテレビ番組のゲストコメンテーターとして出演する人には、局側から三浦瑠麗への批判はしないようにと釘を刺されていたらしい。つまり三浦はアンタッチャブルになっていた。だから恥ずかしげもなく「たいものれい」などとコメントできたわけだ。
本記事で指摘したいのは、安倍政権時代に人為的にかけられた惰性力が安倍の銃殺から半年経っても作用し続けたことだ。だから三浦は油断したのかもしれない。
三浦をアンタッチャブルたらしめたのは、逮捕された夫の三浦清志かもしれない。この人は瑠麗とは学生結婚のようで、農学部で芽の出なかった瑠麗を文系に転向させたのも清志だとの話だ。清志のツイートは今年1月で途切れているが、ガチガチの安倍晋三支持者であることが下記の最新ツイートからもうかがえる。しかしおそらく「商売右翼」だったに違いない。
安倍元総理が、戦後70年談話で「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。」と明確にしてくれた功績が生きてますねぇ。 https://t.co/OcVBZoFX0F
— 三浦 清志 Kiyoshi Miura (@kiyoshi_a_miura) 2023年1月12日
嫁が安倍に媚びてた理由が良くわかったわ
— Cloud Walker (@iceman26518978) 2023年1月20日
もう揉み消してくれる奴がおらんから辛いのうw
そういうことだ。
上記ツイート主も予想していたに違いないと思うが、三浦清志は3月7日に業務上横領容疑で東京地検特捜部に逮捕された。瑠麗の関与も噂されているから、当分テレビ出演などできそうにもない。三浦瑠麗はこのまま永久追放されるべきだ。間違っても1982年8月31日に横浜スタジアムで暴行事件を引き起こした阪神の2コーチみたいに復活させてはならない。なおそのうち1人は星野仙一の手下だった。星野ともどももうこの世の人ではないが。
三浦瑠麗はもともと学者といえるような人ではなかった。だから報道バラエティ番組でコメンテーターをやったり朝生の事実上のレギュラーを務めていたことがそもそも間違っていた。TBSのみ三浦を「政治評論家」との肩書きで報じたらしいが、それで正しい。但しnews23にはたかまつなな*1や成田○□*2を番組に呼んだ悪しき実績もある。