少し前に醍醐聰氏の下記ツイートで知ったが、NHKの世論調査で岸田内閣支持率が18〜39歳で目立って低いとのことだ。
https://t.co/U48K0otX8c
— 醍醐 聰 (@shichoshacommu2) 2023年3月14日
NHK世論調査(2023年3月)
・年代別内閣支持率
18~39歳 支持 26% 不支持 56%
70歳以上 支持 45% 不支持 34%
→ 従来とは逆の傾向
・「防衛費増額 政府の説明十分か」
→「十分な説明」とは?
→ 一つの事実の評価が説明の仕方で変わるのか?
最新の2023年3月のNHK世論調査で、岸田内閣支持率は41%、同不支持率は40%だが、18〜39歳では支持率26%、不支持率56%となっている。これは有意差だといえる。
この原因としては、40歳未満の若年層は現在の岸田政権というより自民党政権(自公政権)の政策では日本が今後立ち行かなくなることが不可避だと見ているという以外の説明は私には思いつかない。
ここで嵌ってはいけない誤解は、安倍晋三時代のような性格の政権に戻れば若年層の支持が取り戻せるという考え方だ。それは絶対に間違っている。ひとたび玉手箱を開けてしまえば過去には絶対に戻れないのだ。遅くとも2012年12月に、この国は決定的に進路を間違えたとしか言いようがない。
安倍はことに公文書の価値を毀損した。現在の高市早苗だの礒崎陽輔だのの醜態は、全て安倍晋三が生み出したものだ。
現在もっとも警戒すべきは、若年層の持つ政治不信につけ込む連中をのさばらせることだ。具体名を挙げれば、ひろゆき、成田悠輔、それにたかまつなならだ。
たかまつは既に共同通信に連載コラムを書いているらしい。それが全国の地方紙に載ってしまうのだ。
共同通信での連載、今回は統一地方選挙について書きました。イギリスの小学校の主権者教育を取材すると、日本で行われているような「投票教育」とは異なり「社会にどう参画するか」を教えるものでした。
— たかまつなな/笑下村塾 代表 (@nanatakamatsu) 2023年3月21日
昨年の取材の話などを書きましたので、ぜひ!https://t.co/2pBOUjkY3l
岩田明子がホリプロ入りするそうで、岩田はフジテレビの「めざまし8」やTBSの「サンデージャポン!」などに既に出演したとのことだが、仮に「ポスト三浦瑠麗」が岩田になっても、当意即妙の受け答えが苦手らしい岩田は長続きしないだろう。何より安倍晋三の威光がそんなにいつまでも続くはずがない。私は岩田は物書きに専念するだろうと以前予想したことがあってこれまでは予想通りだったのだが、ここにきて民放テレビに出ることにした理由は、おそらく単なる物書きでは収入が少なすぎるためではないかと勝手に想像している。だが民放への出演は諸刃の剣だ。下手をすると、というより私からすればうまくすると三浦瑠麗の二の舞になる。
一方のたかまつは口八丁手八丁だ。今後警戒すべきは岩田明子よりもたかまつななではないかと思われる。