kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

立民・塩村文夏参院議員が「職場(=立民党内)の無理解により」不妊治療の再開を断念

 「ツイッター政治おじいちゃんお化け」氏のNitterからたどって立民・塩村文夏参院議員が先日発信した下記Xの連投を知った。蛇足ながら「X連投」は私のようなXアカウント未開設者にとっては、今ではNitterのような特別なツールを介しなければスレッドはたどれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 上記塩村氏の「連X」を知ったのは、下記あかかもめ氏のXが政治おじいちゃんお化け氏のNitterに表示されていたからだった。

 

 

 あかかもめ氏は立民が「最も女性の地位向上に対して力を入れてる政党」だという。実際、立民は支持層の男女比で女性の比率が高い政党だという話を弊ブログでも確か先月公開した。

 しかし、それは他の政党があまりにもひどすぎるためでしかない。

 思い返せば、民主党系の政党は支持層の男女比が著しく男性に偏っていて女性の支持は薄かったはずだ。それもそのはず、民主党系はもともと弱肉強食の新自由主義色が強い政党だったし、党内の反主流派勢力にしても、馬淵澄夫だの長島昭久だのの右翼(極右)系にせよ、それより前の小沢一郎系にせよ、ことごとく強烈なマッチョ系だった。そしてその小沢系から分かれた元号新選組は、組長・山本太郎のキャラクターからも明らかなスーパーマッチョ政党であり、支持層も極端に男性に偏っている。共産党でさえも、かつて性的マイノリティにかけては反動政党だった悪しき伝統をいまだに引きずってでもいるのか、昨年小池晃が田村智子に対するパワハラ事件を引き起こした。

 そんな中で、西欧リベラルの流れにも影響されてか、立民が相対的に「最も女性の地位向上に対して力を入れてる政党」であるに過ぎず、「そりゃジェンダー平等指数も断トツに低いわけだ」。立民は厳しく批判されて然るべきだろう。

 ところが、前の記事で的確な新選組批判のXをリンクして肯定的に言及したnaoko氏が、この件では例によって立民支持者にありがちな組織防衛に走る悪弊をむき出しにしている。

 

 

 そんな発信はかつて厚顔無恥にも「ゆるふわ左翼」を僭称し、現在では多少気が差しでもしたのか「意識の低いリベラル」を自称する安倍晋三信者の菊池誠を喜ばせるだけだと言わんばかりだが、なんでそんなに「あいつらよりははるかにマシだろ」と言い募りたいのだろうか。

 

 

 なぜ塩村議員の連Xから「全部嘘っぱち」だの「偽善の極致」だのというオールオアナッシング的な言葉しか出てこないのだろうか。

 立民には現に馬淵澄夫なども在籍しているし、性的マイノリティが絡んだ件の認識に問題がある国会議員が少なからずいるはずであり、そんな彼らに対する議員自身の批判もあって当然だと私は思う。そういう声を封じようとするnaoko氏ら支持者たちこそ、無党派層が立民に票を入れたくないと思わせる原因になっているとは思わないのだろうか。

 強い疑問を感じる。