kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

自民党の民民取り込みは、かつての小沢一郎の旧自由党を介した自自公連立と同じ手口。自民の真の狙いは労組の取り込み。そのために玉木雄一郎を都合良く利用している (by 政治おじいちゃんお化け氏=表現を一部変更)

 政治おじいちゃんお化け氏のマストドンより。同内容のXもあるようだがマストドンをリンクする。

 

fedibird.com

 

 これは言えてると思った。

 小沢一郎の悪行というか彼が前世紀末に犯した大失態についていえば、自自連立が1999年1月、それが自自公連立に発展したのが同年10月、小沢が離脱した上に自由党が分裂して自公保連立になったのが2000年4月だったっけ。結局自民党は小沢自由党(旧)を公明党との連立の誘い水に利用しただけだった。しかしこの小沢の失態をオザシンどもは黒歴史にしてしまった。

 今回、自民党が民民の玉木雄一郎とにちょっかいを出しているのも連合を取り込むための誘い水とみるべきだというのがおじいちゃんお化け氏の指摘だろう。

 なぜ自民党がそんなことをするかというと、それは立民にダメージを与えるためというよりは、維新の権力奪取を阻止する狙いがあると見る方が自然だろう。なぜなら維新は大の反労組である過激な新自由主義政党だからだ。

 だから維新と相性が良いのは自分たちと同じネオリベ勢力である菅義偉や故安倍晋三を頂点とした清和会などであって、宏池会岸田文雄とは相性が悪いのだ。一方、大平正芳と同郷の玉木雄一郎宏池会政権の現在政権入りしたくてたまらない。落選中の電気連合組織内候補である矢田稚子首相補佐官任命は岸田と玉木が繰り出した奇策だろう。それが当たるかどうかは知らないが。

 さすがにこういう動きをされては自分たちが食い物にされるだけだと遅まきながらに気づいたらしい連合会長の芳野友子が不快感を表明したようだが、これまでは芳野自身が自民党の誘いにホイホイ乗ったり日教組の定期総会をすっぽかしたりなどの悪事を重ねてきたのだから自業自得だとしか言いようがない。この芳野が連合会長に留任したのは、これまでも会長職は2期以上務めるのが通例だからなどと説明されたが、芳野みたいなどうしようもなくひどい政局音痴は断じて再選させるべきでなかった。立民代表の泉健太ともども一刻も早く辞任することが望ましい人物だろう。

 日本の政治はますますろくでもない方向に進みそうだ。