民民(国民民主党)の代表・玉木雄一郎が暴走して自公の予算案に賛成した暴挙から思い出したのは、1999年に自民党と連立を組んだ自由党・小沢一郎のこれまた暴挙だった。自自連立は公明党を引き入れて自自公連立*1へと発展したが、翌年には自民党との連立継続の可否をめぐって自由党が分裂した。今回も玉木と前原誠司との意見の不一致が表面化した。小政党が自民党にすり寄るとろくなことはないという悪い見本を23年前に小沢が示していたというのに、歴史から何も学ばない玉木は軽挙妄動を繰り返したわけだ。
賛成した理由がガソリン高騰時の一時的ガソリン税減税を規定した「トリガー条項」の凍結解除だというから呆れる。そんな予算全体から見ればほんの一部のことで、玉木民民は予算全体に賛成したのだ。この売党行為にはさしもの前原誠司も事実上の「造反」をしたが、他の民民の議員たちは玉木の暴挙を正当化するロジックを必死に構築しようとしているから見下げ果てたものだ。
この件はくだくだ書くのも馬鹿馬鹿しい。宮武嶺氏のブログ記事が詳しいので、以下にリンクを張る。
「野党でもユ党でもない」なら「ye党」かな、いややっぱり「ヨ党」だろうなと思ったら(宮武氏は「悪党」と書いているが)、「よ党」も既に「日本がアブナイ!」に書かれていた。
「よ党」も書かれてしまったから、ここは「余党」とでもしておこうか。甘利、もとい余りの党。余分な党。余計な党。なくてもよい政党、いや、ない方がよい政党。
それにしても玉木は岸田文雄とグータッチまでしやがったのか。本当に軽い。隣の選挙区から出ている立民の小川淳也もいい加減軽いが、玉木はその小川と比較してさえもはるかに軽い。玉木がピアノを前に志位和夫と談笑していたのはほんの2年2か月前だった。それが2年2か月後には岸田とグータッチ。
#志位和夫 × #玉木雄一郎 #日本共産党 の #志位和夫 委員長がピアノを披露🎹🎶#ショパン の #マズルカ第17番 を弾いてくれました😊ちょっと恥ずかしそうにしてるのも可愛いですね🤗♥️とってもお上手‼素敵です👏https://t.co/uLuhfdxuJR#国民民主党 #たまきチャンネル pic.twitter.com/5GTp6C08N1
— 国民民主党 中国・四国地方応援 (@dpfp_cgk_skk) 2019年12月26日