昨日までの3連休は日中は図書館に返さなければならなかった2冊の本を読み終え、土日の夜は阪神とオリックスとの日本シリーズを見ていたが、今週の仕事の準備はその分ほとんどできなかったので、また金曜日の山に向けて時間のとりにくい日が続く。
そんな3連休だったが、岸田内閣支持率がまた下がった。下記は三春充希氏のマストドン。
ご覧の通り、岸田内閣支持率低下には歯止めがかかるどころか衰勢が加速している。自民党支持率も続落しており、それに歩調を合わせるかのように「第2自民党」こと維新の支持率も落ちている。
しかし、維新が落ちてきたおかげで維新を抜き返しつつあるとはいえ、野党第一党の立民の政党支持率も低下したままだ。自民や維新から離れた人心が立民に向かわないのは、2021年秋の立民代表交代以降、泉健太執行部が「提案型野党路線」や維新への抱きつき路線が災いしていることはいうまでもない。
上記にリンクした宮武嶺さんのブログ記事のタイトルは、下記読売新聞記事の見出しに基づくものだろうか。
岸田内閣支持率急降下にも関わらずちっとも支持率が上向かない立民に対しては、週刊誌その他からの批判も相次いでおり、それにSNSの泉支持者たちが猛反発する図式は今回も見られるが、それらへのリンク等は省略する。
今後の与野党の政局を占う(などと他人事みたいな表現で申し訳ないが)格好の材料は、私の身近な件に結びつけて恐縮だが、来月の江東区長選だと思う。
先日取り上げた極右出版社の編集長の出馬の件は単なる冷やかしらしいが、維新が候補者の擁立を検討していることは事実だ。以下共同通信より。
維新、東京都江東区長選に意欲 馬場氏「最大のチャンス」
2023/11/01
日本維新の会の馬場伸幸代表は1日の党会合で、東京都江東区長選(12月10日投開票)への公認候補擁立に意欲を示した。「最大のチャンス。擁立に向けて頑張りたい」と述べた。区長選は、東京地検特捜部から公選法違反の疑いで関係先の強制捜査を受けた木村弥生区長が今月15日付で辞職するのに伴い行われる。
公選法違反事件を巡っては、自民党の柿沢未途衆院議員が10月31日、関与した責任を取り法務副大臣を辞任した。
(共同通信より)
維新が本気で東京進出を目指し始めてからもう10年ほどになる。2013年都議選に立候補して落選した川北直人は現在では自民党籍を持つ区議だが、10年前に私は地下鉄東西線の門前仲町駅前で行われた川北の街宣に橋下徹と故石原慎太郎がくるというのでわざわざ見に行って凱旋カーをデジカメの写真に収めたことがある。それを弊ブログ記事に公開したかどうかは記憶にないが。
また、2017年衆院選のあと、かなり早い時期から金沢結衣(33)を東京15区の候補と定めて活動を続けている。一方、立民は柿沢未途の自民党転出確実の情勢を受けて、東京4区(大田区)を欲しがっていた共産党と取引して、4区公認候補予定者だった井戸まさえを2021年衆院選直前に15区に国替えさせて衆院選に臨んだ。これでは井戸が柿沢に及ばず比例復活もできなかったのも致し方なかった。
しかるに、立民は今に至るも東京15区の総支部長を決めていない。つまり公認予定候補を決めていない。
一説には維新から自民に転じた川北直人が区議の事務所を閉鎖したことから、区議を辞任しておそらく無所属で維新の支援を受けて区長選に立候補するのではないかとの憶測もある。また前区長のドラ息子・山崎一輝には某大学体育学部体育学科を退学した時の経緯がなにやらあるらしい。これらのソースは「まちBBS」の下記スレ。
仮に川北が出馬する場合、川北は現自民、かつ10年前に維新から都議選に出た経緯からも新保守(実は復古主義的極右系)の故安倍晋三系とのつながりもあり、かつ山崎一輝には春の区長選で知られるところとなった世襲候補同士の泥試合や「漢字も読めない」知性の低さへの批判もあることから、維新・旧保守系は川北に一本化するのではないかとの読みだと思われる。実際その線で動いている可能性もある。
これに対して、立民がまた今回もお休みで、春の区長選と同じく社共が支持する候補が「おっさん東大生」猪野隆にも歯が立たない惨敗を繰り返す事態が再現されるなら、立民にはやる気が全くないとの誹りは免れない。
せめて、私から見れば「都会保守」であるブログ『日本がアブナイ!』が書いた下記の言葉くらいは実現させてもらいたい。
自民党の都連は、4月に木村氏に敗れた山崎一輝氏をもう一度立てるのだろうか。
立民党をはじめ他の野党にとっても大きなチャンスなのだから、維新の動きに後れず、頑張って欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
それすらもできないのであれば、泉は一日も早く立民代表を辞任すべきだろう。
そもそも、これは立民のみならず某元号新選組に対しても思うことだが、東京といえば中央線沿線をはじめとする西部地域にしか目が向いていないように思われる現状をいい加減改めてもらいたいものだ。