プロ野球・ヤクルトスワローズの奥川恭伸が808日ぶりの登板で980日ぶりの勝利投手になった件はやはり書いておかなければならないだろうが、5回7安打1失点の内容なので、本格的な復活につながるかどうかはまだわからない。
しかし、昨夜の試合後にヤクルトのクローザー、田口麗斗が発したXは良かった。
ヤス!ヤス!!ヤス!ヤス!!!!
— 田口 麗斗 (@taguchi90) 2024年6月14日
待っとったぞ。おかえりなさい
めちゃくちゃ緊張したと思うし、
おれも緊張した。笑
これからも頼むぞ#swallows#奥川恭伸#3種類の泣き顔をどうぞ pic.twitter.com/1gvcXmkznl
村上宗隆のコメントは冷静だ。
村上監督のコメントが監督過ぎて笑いが止まらない。辛い事があったらこれ見るわ。 pic.twitter.com/rklXoDs2ye
— 燕さん。 ( ^ω^)个 (@yakudoshi88) 2024年6月14日
いや、それより村上はもう少し打て。昨夜の試合終了の時点で打率が2割4分1厘しかないじゃないか。
今年のヤクルトで決定的に痛いのは塩見泰隆の今期絶望の負傷だが、その塩見がレギュラーの座をつかんだ2021年に9勝を挙げて20年ぶりの日本一に貢献したのが奥川だった。
この年のヤクルトは、本拠地・神宮で行われた開幕カードで阪神に3連敗したが、その直後の横浜スタジアムで2勝1引き分けとしてからずっと踏ん張ってきた。チーム力が上向くきっかけになったのが、交流戦明け最初の神宮での中日3連戦の最終戦に先発して好投した奥川だった。現在は交流戦最終週だからタイミングとしては1週間違うだけだ。奥川の活躍につられるように一時覚醒したのが高橋奎二だったが、その高橋は昨年来腑抜けたような投球を繰り返している。今回も奥川登板の前日に7四球を出して自滅した。
現在のセ・リーグは広島が交流戦で失速した2位阪神に3ゲーム差、同じく交流戦で失速した3位読売に3.5ゲーム差をつけて首位を走っているが、広島と最下位ヤクルトとの差は6.5ゲームしかなく(3位読売と最下位ヤクルトとの差は3ゲーム)、パ・リーグの首位ソフトバンクと2位日本ハムの8ゲーム差より小さい。
今後どうなるかはまだまだわからない。