kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

プロ野球交流戦は読売の優勝可能性が消滅し(\(^○^)/)DeNAが初優勝に王手。しかし、今日の最終戦に2点差以上5得点以下で負けたらソフトバンク奇跡の大逆転優勝になってしまうらしい

 大谷翔平の調子が上がったら村上宗隆が力んでホームランを打てなくなるのではないかとの仮説を最近立てているが、先週はそれを証明するような1週間だった。プロ野球交流戦でヤクルトはソフトバンクオリックスにそれぞれ本拠地・神宮球場で3タテを食って計6連敗で11位に落ちたが、その間村上の本塁打はゼロで、それどころかヒットさえ打てない試合が続いた。ようやく昨日3安打を打ったがチームは完封負けした。しかしヤクルトは楽天との最終戦に負けても最下位西武とは同率で、西武戦には2勝1敗で勝ち越したから最下位だけは免れたらしい。

 それよりも一番ほっとしたのは交流戦での読売優勝が消滅したらしいことだ。なんでも同率で3球団以上が並んだら得失点差ならぬ得失点率差で順位を決めるらしく、仮に今日DeNAが負けてソフトバンクオリックス、読売と並んでも、すでに全試合を終えたオリックスと読売はソフトバンクの得失点差を下回っているために優勝の可能性が消えたらしい。そのソフトバンクは最後の阪神戦で終盤の3イニングに9点をとった。どうやらそれで読売を逆転したらしいのだ。あと楽天も残り2試合に連勝すれば11勝7敗で並ぶが、楽天は得失点差で失点の方が多いから、2試合で膨大な得点をしない限り優勝はできない。だから交流戦優勝は事実上DeNAソフトバンクの2球団に絞られた。ついに「横浜優勝」が現実になる可能性が高まったといえるが、ソフトバンクのしぶとさにも舌を巻く。DeNAがある程度以上の点差で負けたら優勝はソフトバンクに転がり込むからだ。最終戦の先発が今季初先発の上茶谷だというのが懸念材料だが、ここは打線の奮起で「横浜優勝」を実現してもらいたい。そうなればセ・リーグでも阪神と1.5ゲーム差となり、25年ぶりの「横浜優勝」に向けての弾みもつく。

 なお、交流戦での「横浜優勝」の条件だが、勝ちか引き分けなら決まりなのは当然として、1点差負けでも優勝、2点差負けでも6得点以上なら優勝とのことらしい。

 

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 しかし、5得点以下の2点差負けや3点差以上の負けになるとソフトバンクを下回る。前述のように楽天の優勝は数字上は可能性はあっても実質的にはほぼ不可能だから、DeNAが2点差以上で負けたら「ソフトバンク奇跡の逆転優勝」になってしまうわけだ。ソフトバンクは2015年にも最終戦の日本ハム敗戦で交流戦勝率1位*1が転がり込んできたことがあったらしい。2015年といえばヤクルトがソフトバンク日本シリーズで粉砕された年だ。

 その再現なんか真っ平御免だから、ここはDeNAの奮起に期待するしかない。

*1:この年から2018年までは交流戦優勝の表彰はせず、「勝率1位」と言っていた。なお2018年の勝率1位はヤクルト。