kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

衆院選東京4区、井戸まさえ候補(民民)は惜敗率59.8%の8位で、比例復活当選圏には及ばなかった

 昨夜遅くに公開した下記記事(記事自体は全くの無内容です)へのコメントより。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 津木野宇佐儀

失礼します。
トピズレですみません

お尋ねしたいのですが
玉木党が「躍進」し自民から秋波を送られ、玉木が調子に乗っているようですが、
非・反自民で玉木党に入れた人達は自民に寄って行く玉木に対しては...どうなんでしょう?

特に、今回の選挙で大手メディアが持ち上げていた玉木の「SNS戦略」で玉木に騙された人々に対して、「ロスジェネ世代」の私からすれば、先行世代として、こんな社会を止められなかったことに、本当に申し訳ないです

 

 私もnews23や、ことに「報道特集」などのTBSの報道で知ったのですが、玉木雄一郎は「手取りを増やします」というワンフレーズポリティクスで若年層の心をつかんだとのことでしたね。

 例の「103万円の壁」云々は、実は富裕層に都合の良いという、いかにも民民(国民民主党)らしい狡猾な政策だとして、あちこちで指摘及び批判をされています。TBSでもきっちり指摘(批判)はされていましたが(たとえばnews23で斎藤幸平氏が一刀両断にしていた)、「報道特集」に出てきた大学生が玉木にころっと騙されているのを見てため息が出ました。

 

 

 

 ところで、東京15区民の私としては、同じ津木野宇佐儀さんが宮武嶺さんのブログに投稿した下記コメントにも注目した。

 

blog.goo.ne.jp

 

Unknown (津木野宇佐儀)

2024-11-04 03:20:26

井戸まさえさん、玉木ンに対して反乱を!

(物騒ですみません…(^^;)

 

でも「ブルーリボン」から応援されてしまうのも、本人も痛感しているでしょうが、痛々しいかと…でも、仕方がないですね…(嘆息)

https://new-kokumin.jp/news/election/20241018_3

 

井戸さんって「松下政経塾」出身なんですね

意外!

 

 これか。

 

new-kokumin.jp

 

 民民は躍進したが、井戸まさえ候補の比例復活はならなかった。円より子と井戸まさえが比例復活したら玉キッズがギャーっとなるという話があったが、円候補は本当に比例復活したのに対し、井戸候補は立民から同じ東京4区に立候補した時と同じような惜敗率で、あの選挙と同様、所属政党は躍進したのにその恩恵には与れなかった。というより井戸候補の惜敗率は民民の比例東京ブロック8位で、当選圏(3位以内)には遠く及ばなかった。東京4区自民党候補・平将明が東京15区などとは全く違って非常に強いためだ。それは2017年当時と変わっていない。今回、平候補の得票はずいぶん減りはしたものの、対立候補の比例復活を許さない程度には十分強かった。

 東京4区の2012年以来の小選挙区における共産党候補の得票率は、9.83%(2012年)→ 17.92%(2014年)→ 11.32%(2017年)→ 24.93%(2021年)→ 15.25%(2024年)となる。

 これがわが東京15区では、7.81%(2012年)→ 14.64%(2014年)→ 15.73%(2017年)→ 立候補者なし(2021年)→ 6.20%(2024年)となる。

 2017年は東京15区の方が高かったのに、2024年は東京15区の共産党候補者の得票率は東京4区の4割強にまで減ってしまった。

 これはいうまでもなく、2017年には旧立憲民主党(立民)の候補(井戸まさえ氏)が東京4区に立ったのに東京15区には立たず、2024年はその逆に立民候補が東京4区には立たずに東京15区には酒井菜摘が立ったことと関係している。2017年の東京15区での共産党候補の得票率(15.73%)が今回の東京4区での共産党候補の得票率(15.25%)とが同じ15%台であることは示唆的だ。

 またまた高野勇斗江東都議のXでの問答をリンクする。

 

 

 

 「増えた2万」には2023年4月の区長選での買収は関係ありそうだが、安倍派の裏金とはまず関係ないだろう。むしろ大空幸星を応援した人たちの方が裏金との関係が強いと思われる。

 

 

 これは本当にその通りで、今回の選挙結果について江東区共産党が執行部から責められたり、小堤東候補が下ろされたりしないかを私は心配している。補選のあとにも書いたが、共産党は小堤氏の処遇をよく考えるべきだ。また立民では酒井衆院議員が慢心するようなことがあってはならない。

 

 

 

 

 上記スレッドはまた別の枝分かれもしている。

 

 

 

 

 これは、2023年の区議選で当選した3人のうち、酒井菜摘氏が同年12月の区長選出馬のために辞職したあと、残り2人のうちの1人である高野区議がそれまで他の野党議員とともに属していた会派「江東新時代」から独立して立民の会派を興したものの、残り1人である鈴木綾子区議がそれに同調せずに「江東新時代」に残ったからだ(彼女は現在区議会で大久保朋果区長に翼賛する立場をとっていると思われる)。その鈴木区議と馬が合ったのが井戸まさえ氏だった。ネット検索でそれに気づいていた私は、井戸氏の電撃的な民民移籍には驚かなかった。とはいえ、移籍前に井戸氏と鈴木区議との親密さを示す井戸氏のXなどをブログで紹介することは控えていた。衆院本選に向けて酒井陣営に良い影響があるとは全く思えない事柄だったからだ。

 私は高野区議が立民会派を興したのは当然やらなければならないことだったと考えている。まるで戦国時代の毛利元就のような戦い方を強いられる江東区の立民ではあるが、それだけに知れば知るほど興味を惹かれる。

 ところで、津木野宇佐儀さんは

井戸さんって「松下政経塾」出身なんですね

意外!

と書いているが、津木野さんには井戸氏の下記の著書を読まれることをおすすめしたい。

 

www.iwanami.co.jp

 

 私はこの本を南砂町の江東図書館で借りて読んだが、面白かった。同様の裏話を民民でも聞けるかと期待したが、民民は躍進しただけあって、2021年の論外の新立民(というか手塚仁雄)はともかく、2017年の旧立民よりさらに早い落選者へのサポートがあったようで、井戸氏はそれを喜んでいた。

 

 

 井戸さんからは2021年の落選後の手塚仁雄(ら)の所業に関する裏話など、立民東京15区時代の話をもっと聞きたかったが(そもそもそれが私が節を曲げてXのアカウントを取得した動機だった)、それはもう少し先の話になりそうだ。