kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

隔週刊になる負け犬週刊誌『週刊現代』が「何を今さら」の駄記事を出した → "国民民主党と都民ファーストの会が大接近!「玉木雄一郎・小池百合子連合」で政界大再編の春が来る!" (呆)

 『週刊現代』は出版社系週刊誌の中でも特に不振らしく、文春はおろかポストにも水を開けられて、すっかり薄くなって廃刊が近いのかなあと思ったら、少し前に隔週刊化が発表された。それで、もう隔週発行になっているとばかり思っていたが、それは来週(3/31)発売の号からのことらしい。つまり現在は同誌の週刊発行時代の末期というわけだ。

 下記はその週刊現代の記事。

 

gendai.media

 

 これは信じられない劣悪な記事であり、こういうのを読むと、この週刊誌が落ちぶれたのも当然だよなあと思うが、以下に引用する。

 

国民民主党都民ファーストの会が大接近!「玉木雄一郎小池百合子連合」で政界大再編の春が来る!

 

小池百合子玉木雄一郎の蜜月ぶり

 

「今年1月、玉木雄一郎氏と小池百合子氏が会談し、その場で都議選での連携を約束しました。そもそも現在の国民民主党は、'17年に玉木氏が小池氏から代表を引き継いだ希望の党を源流に持っています。以来、2人の関係は良好で、頻繁に電話でやり取りする仲です」

 こう語るのは、都民ファーストの会の都議だ。6月22日投開票の都議選へ向けて、国民民主と都民ファの選挙区調整が進んでいるという。

 

小池氏は国民民主を巻き込み、都議会での連立組み換えを目論んでいる。

 

「現在、都議会では都民ファに自公が協力して過半数を維持している。しかし、都議会自民党は『裏金問題』の影響でベテラン議員が軒並み落選しそう。そこで小池氏は都民ファ・国民民主・公明で過半数獲得を目指しているのです」(同前)

 

本誌の直撃に玉木氏が驚きの回答!

 

さらに両者の協力体制は国政にも及びそうだ。

 

参院選の東京選挙区では、都民ファが国民民主の候補を推すことになる」(都民ファ区議)

 

都民から支持を集める小池氏と人気絶頂の玉木氏がタッグを組めば、その爆発力は計り知れない。

 

「斉藤鉄夫代表が石破総理に『103万円の壁』引き上げを巡って直談判するなど、公明は国民民主に接近している。人気者2人に創価学会の動員力が加われば、まさに『鬼に金棒』。このトライアングルが実現すれば、希望の党にいた立憲の議員や、維新の一部議員が雪崩を打って参入してくる。

 

現職で150~200人くらいの塊ができれば一気に政権交代を狙えます」(全国紙政治部記者)

 

国会で玉木氏に直撃、都民ファや公明との連立の可能性を尋ねると、

新進党みたいにね。(政界再編が起こる?)それが日本に残された唯一の希望だと書いてください」

と否定しなかった。前出の都民ファ区議も言う。

「小池さんはまだ72歳。任期途中でも、国政返り咲きは十分ありうる」

政界大再編の春が来る。

 

週刊現代」2025年3月29日号より

 

URL: https://gendai.media/articles/-/149270

 

 さしもの「玉キッズ」たちにさえ、こんな記事が心に響くはずもなかろう。かといってこの週刊誌の主要な読者層であろう中高年男性の心に響くとも思えない。

 記事には1件だけブコメがついている。

 

国民民主党と都民ファーストの会が大接近!「玉木雄一郎・小池百合子連合」で政界大再編の春が来る!(週刊現代) @gendai_biz

何を今さらな記事。そいゆう機運は過去何回もあったが、3年前の参院選東京選挙区や東京15区補選で、国民民主党支持層が小池都知事の推す候補に全然流れず、支持層の親和性の悪さが露呈し、機運が萎んだ過去がある。

2025/03/22 07:40

b.hatena.ne.jp

 

 そうだな。昨年春の衆院補選で玉木雄一郎が日本保守党公認候補だった飯山陽に「なぜ私を支援せず乙武洋匡を支援するのか」と攻撃された時、保守党やその支持者は自分ではなく他の候補者を引き離しているといわれる立民の女性候補を攻撃してよ」と犬笛を吹いたことを思い出す。ところが玉木のお膝元の民民支持層票の多くが飯山に流れるなどして(一部は金澤結衣にも流れたかもしれない)、乙武は5位で惨敗した。 

 そんなことも頭に入っていないらしい無能な人たちの集団であろうと推測される講談社の『週刊現代』編集部にやってくるのは「うそ寒い春」でしかない。