一昨日から昨日あたりにかけて流れた2つの政治ニュースに脱力した。
以下引用する。
立民、食料品の消費税0%を了承 野田代表に一任、参院選公約案
2025/04/24
立憲民主党は24日、政策決定を担う「ネクストキャビネット(次の内閣)」を国会内で開き、夏の参院選公約の消費税負担軽減策を議論した。時限的に食料品の消費税率を0%に引き下げ、中低所得者の消費税を実質的に還付する「給付付き税額控除」に移行する措置を軸とした3案に絞ることを了承し、野田佳彦代表に対応を一任した。25日の臨時執行役員会で結論を出す方針だ。
党内では、財政規律を重視すべきだとの意見がある一方、物価高で国民生活が苦しいとして、消費税減税を訴える声が強まっていた。野田氏は次の内閣の冒頭で「報告を真摯に受け止め、最終判断したい」と述べた。
(共同通信より)
URL: https://nordot.app/1288109187150496733?c=39550187727945729
財政規律重視派と消費税減税派って、立民には財政再建派と減税主義派しかないのかよ、と憎まれ口を叩きたくなる。これでは2000年代の自民党の「増税派」と「上げ潮派」の対立構図と同じ。ともに新自由主義の流れに属する。
それで「上げ潮派」が多数を占めたということらしい。
参院選を控えて、自民党の参院議員に関するニュースも流れた。日本経済新聞より。
参院自民党の8割、消費税減税を要望 森山幹事長に伝達
2025年4月24日 21:58
自民党の松山政司参院幹事長は24日、党本部で参院選に向けた政策要望に関して集約した意見を森山裕幹事長、小野寺五典政調会長に伝達した。消費税率の引き下げを求める声が8割に上ったことなどを伝えた。自民党は参院選公約の策定に向けて今後党内で議論を進める。
参院自民は意見集約のため、全参院議員を対象にしたアンケート調査や、夏に改選を迎える所属議員向けのヒアリングをしてきた。松山氏によると、93人程度の議員がアンケートに応じた。
幹事長らへの伝達後、松山氏は記者団の取材に応じ「消費税率の引き下げを求める意見が8割とたいへん大きな数だった。そのなかで7割は食料品の税率引き下げを求める意見だった」と内容の一部を明かした。
松山氏によると、報告を受けた森山氏は「しっかり読ませていただき、受け止めたい」と応じた。減税する場合の財源は、税収の上振れや外国為替資金特別会計を利用すべきだとの声が出た。
減税は2年程度といった期間限定でしてほしいとの声があったという。税率引き下げは税法の改正などが必要で施行までに時間を要するため、それまでの期間を補う給付といった別の支援措置の必要性も要望として盛り込んだ。
(日本経済新聞より)
URL: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA249TH0U5A420C2000000/
一部で「立民が消費税減税を打ち出したら、自民が給付付き税額控除を出してくるのではないか」との観測もあったが、とんだ買いかぶりだった。
かくして自民も立民もめでたく「減税政党」になった。
減税ニッポン。あれっ、どっかで聞いたような名前だ。
私には「減税ポピュリズム」という言い方はしっくりこない。「減税ファシズム」の方が実感に合う。「減税」を言わなかったり「減税」に反対する人間は「非国民」。「減税独裁」の国。減税して小さな政府にするのを目指すらしいのに、なぜか独裁志向が強い。よくわからないが、脱力感しか覚えない。
例年はゴールデンウィークの直前に国政選挙の補選があって、政局が盛り上がる。一昨年は維新の躍進と泉立民の全敗がコントラストをなした。しかし昨年はその泉立民が私の地元の東京15区も含めて3戦全勝した。
今年は補選はないけれども、その代わりに減税ファシズムが荒れ狂った。そして連休前の土日、いや28日に休みをとれば(私はとらないけど)明日からゴールデンウィークといえるかもしれない。5月6日までの11日間。中に3日の平日をはさむけど。
個人的には昨年は補選に大いに熱中したあと、補選直後に「駅前は朝の七時」のふざけたXを見て激怒するなどして大いに疲れた。今年はそれはない。
以下コメント欄より。
ラヴェンダー・ホリフィールド
台東区ではなく江東区(いわゆる「川向こう」です。ちなみに差別用語)ですが、須藤元気は昨年の補選をやるまで地元へのこだわりなどそんなにありませんでした。
「まめ」だったのはなんといっても公民停止中の柿沢未途です。彼が一番地元に密着していた。それこそ金澤結衣なんかの比じゃありません。富岡八幡宮のそれこそ「豆まき」にも柿沢は毎年欠かさず出てきました。「活動量自慢」のはずの金澤の街宣に遭遇したことは一度もありませんが、柿沢の街宣にはしょっちゅう遭遇していました。昨年の補選では、もしかしたら秋の本選でも、地元でいう「柿沢党」の票は主に酒井菜摘に流れたのではないかと私はみています。柿沢が自民党入りした時には、ああ、これで柿沢の盤石が続くのかと観念しましたが、幸いそうはなりませんでした。その代わりに「焼け野原」(by 高野勇斗区議)になりましたが。
須藤は、昨年の補選で唯一の地元出身をウリにチャリで区内をくまなく回ったら予想外の善戦で2位になったのに気を良くして、そのタイミングでは秋の衆院選本選が予想されたので活動に燃え、補選では引き離された酒井にあと一歩のところまで迫ったのでした。国会議員と浪人では、自由時間の多い浪人の方が選挙活動では有利です。
しかし、いつ行われるかわからない(一番ありそうなのは2027年秋ですかね)衆院選まで気力も資金も持つかわからない。そこに今をときめく民民から声がかかって舞い上がってしまったのでしょう。須藤の地金というか浅さが出てしまいました。この点はNHKの女性アナウンサーも同じです。彼女は驚くべき即決ぶりでしたが、今回は当選できても6年後は無理でしょう。民民がダメになったら自民に移れば良いとでも思っているのかもしれませんが。そもそもあの人、基本的にノンポリだとしか私には思えません。この人についても、こんなに浅い人だったのかと驚き呆れました。何が「才色兼備」なものか。本当に「才」があったらこんな馬鹿げた決断はしません。
菅野(山尾)志桜里は本当に嫌なやつですよね。もともと前原誠司の秘蔵っ子だったはずなのに、「希望の党」騒動の時も今回も前原など眼中にもなく、ひたすら自分のことしか考えていない。弊ブログは2017年に山尾と蓮舫の立民入りに反対する記事を公開したことがあります。
米露が白人連合で組むなら、中日が黄色人種連合で組むというのもこれからの流れかもしれません。
西洋の没落の中で『自社大連立』が米露接近です。
これに、朝鮮、イスラエル、ハンガリーがさきがけみたいな感じで相乗りしています。
そうであるならば、日中接近、ただし、石原莞爾の日米最終戦争論のころと違って、東洋文明の選手権者は中国です。中国は最近、金正恩朝鮮が離反し、ロシアに向かっているので、いら立っているところです。まあ、中日同盟になった場合でも、米軍に海を渡ってやってくる度胸はないでしょう。
防衛費削減を言うなら、西洋の没落や米露接近を前提に、中国やインドとの関係改善・深化を打ち出すべきですね。ただ、東洋の勝利の場合に、女性を軸に人権の後退が懸念されますね。しかし、いまから、米欧の権威に頼らない人権獲得の在り方をきちんと確立していくことではないかと思うのです。
「中日」というとドラゴンズみたいですが、今の両国の力関係からいえばそう表記するしかなさそうですね。「米欧の権威に頼らない人権獲得」の道は遠そうです。
>とはいえ衆参同日選挙に本当になるかというと、実のところその可能性はそれほど高くない。野党側からいえば、民民と新選組にはメリットが大きいが、立民は野党内の地位を民民に脅かされる可能性が高まるからメリットはほぼない。ところが手塚のような無能な人間が火遊びをやりたがるから始末に負えないのである。今の戦国状態だと、何かの拍子に自民党反主流派の造反が起きて内閣不信任案が可決されかねない。
このくだりを読みながら、でも…という思いが頭をもたげ、ちょっと、ゾッとしてしまいました。それは、野田は、自分自身は選挙に強いのかもしれませんが、党首としては、絶望的に敵のアシストしかしない人物だからです。鳩山、前原、野田とこの3人は、反体制勢力(←階級社会的な意味での)の息の根を止めるためのトリックスターではないか(←もしそうだとしたら、そのマヌケさに相応しくない褒め言葉ですが)と思うことがあります。ちなみに、小沢は、自分の権力が第一ですね。
私も、野田佳彦とは本当に党首にしてはならない人だよな、と改めて思いました。「駅前は朝の七時」などは、昨年の代表選の時に氏のオキニの泉健太は負けたけれども「枝野私党」に戻らなかっただけマシだとか抜かしていましたが、私は昨今のニュースに接して、これじゃ泉よりもっとひどいじゃないかと呆れています。不信任案で火遊びをしたいらしい手塚仁雄は野田の腹心ですしね。どうしようもありません。
小沢一郎はもちろん論外です。
管見人
コメントを取り上げていただき有難うございました。
お役に立てて幸いです。こちらこそ宇沢さんを教えていただきまして。
「姥捨」コメントに後から気がついて、慌てて批判的コメントをした次第です。
もう一つの名前の方はイヤミたらしいコメントをする人物と思ってましたが、まさか分身の術だったとは。
この手の人物の特徴として、ハンドルネームが投げやりというか良い加減な気がします。
酔っ払って投稿したかのような、その場の思いつきネームですね。
「分身の術」は「×さ」もやりましたが、件の人物もやっていたわけです。今回はわずか数日後だったし、それでなくても「153.151」のIDはマークしていたので、ついに尻尾を出したのをみつけてレッドカードを出した次第です。「ま×」と同一人物か別人かはともかく、本当にろくでもないコメンテーターでした。
宇沢弘文は1974年の岩波新書青版『自動車の社会的費用』が名著です。私もかなり遅くなってから読みました。
須藤本人はX等で直接言及してませんが、私もこれを聞いて最初に思ったのは「ああ、強敵が去ってくれた」ということでした(笑)
東京選挙区ではなく比例区なのは、選挙区にすると調整問題が起こるし、故郷の台東区に拘ってると2028年まで今の衆院任期があるので気が遠くなる、てとこでしょうか
無所属を強みにしてるように見えましたが、民民だと別なんでしょうね
あと出馬すれば返り咲き確実なのは菅野志桜里です
この人は他の女性議員には感じられない独特の「負のオーラ」のようなものを発してて、国政に復帰すれば高市に勝るとも劣らぬネトウヨ女帝として存在感を発揮するでしょう
日本のアリス・ワイデル(ドイツAFD代表)になり得る存在として警戒してます