橋本健二
橋本健二氏のリポストより。今年7月の参院選後の発信。 橋本健二『新しい階級社会』講談社現代新書。これは今年の新書大賞をとるのでは??資本家階級に多い排外主義的な「新自由主義右翼」の有権者が新興の参政党などに流れることで、今後の自民党は彼らを…
昨日もブログを休んだ。仕事云々もあるけれども今年は長い長い夏で体力と気力の問題が若干あって昨日の朝などは「今朝はブログ記事を書きたくない」という気分になってしまった。 自民党総裁選は午後に結果が出るらしくて、TBSの報道特集も開始時刻が前倒し…
10月に入った。 21世紀の第1四半世紀の最後の四半期(3か月)になる。 思えば2001年の第2四半期に小泉純一郎が総理大臣になって悪逆非道な新自由主義政治をやった。小泉は国会の答弁で「格差の拡大は確認されていない」と繰り返していたが、政権最後の年の20…
片岡正美氏のリポスト経由で南野森九大法学部教授(憲法学)の下記Xを知った。 橋本健二教授の分析「新自由主義右翼(排外主義・反多様性・反所得再分配)は投票率が高く活動も目立つため存在感が過大に映るが、全体のボリュームは少ない…自民の政治家は内部…
橋本健二著『〈格差〉と〈階級〉の戦後史』(河出新書,2020)を読み終えた。少し前のピケティを思い出させる本だが、本書が河出ブックスから最初に出たのは2009年で、ピケティよりも早い。経歴も、主流派経済学から始めたピケティとは対照的に、マルクス主義…
『中流崩壊』に続いて橋本健二の本を読んでいる。河出新書から今年初めに出た『〈格差〉と〈階級〉の戦後史』であって、これは2009年に河出ブックスから出版された『「格差」の戦後史』の増補改訂版とのことだ。 www.kawade.co.jp この本の第3章から第10章ま…
昨日(10/28)公開した下記記事に少し補足したい。 kojitaken.hatenablog.com それは早稲田大学教授・橋本健二氏が「格差が経済成長を押し下げる」と指摘していることだ。『中流崩壊』(朝日新書)に出てくる*1。 よく、不当にも片仮名6文字で表記されること…
3日間更新を休んだ。仕事の都合もあったが、少し前に、緊急事態宣言入りの頃から激しく減退していた読書欲が突如復活し、本を読む時間が長くなってネットに割く時間が減った影響の方が大きい。本の種類はいろいろだが、直近で面白かったのは橋本健二の『中流…
今回の参院選で、山本党(元号党。この政党は一刻も早く党名から元号を外すべきだと思う)が票を集めた理由はあまりにも明らかだ。 かつての自民党は「国民政党」などといわれていたが、現在ではあからさまなエスタブリッシュメント層のための「階級政党」だ…
今日の一本はこれだ!と思った。昨日(3/11)付の記事なので1日遅れではあるけれど。著者の橋本健二教授はマルクス主義系の社会学者と記憶する。 大震災で「格差」を忘れた日本人~いったい何が起こったのか(橋本 健二) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)(2…