政治主導を主張する政党が、これでもか、これでもかと芸能・スポーツ関係者を担ぎ出す。それも、岡崎友紀、岡部まり、谷亮子と女性たちが目立つ。
官僚支配と打破すると謳いながら、安易にタレント候補に頼る。民主党は野党時代にもタレント候補を擁立していたが、政権政党ともなると誘いに乗る芸能・スポーツ人も増え、それをよいことに次々と擁立する姿を見ていると、この党は自民党と何も変わらないなと思わされる。これでは官僚から見下されても仕方ない。
ところで、岩下俊三氏が、「谷でも金、ママでも金の谷(田村)亮子は、国会でも金を目指すらしい」と書いているが*1、そういえば自らの衆院選当選を五輪の金メダルと等価と見なし、冬季五輪で金メダルを獲ったフィギュアスケートの選手を絶賛するとともに、スケートの追い抜きでゴール直前に抜かれて銀メダルとなった日本チームをこき下ろした政治家がいた。
谷亮子が参院選で当選するのかどうかは知らないが、上記の衆院議員となら同程度の政治活動ができるかもしれない。あまりに低すぎる目標ではあるけれど。