kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

今回も「えらぼーと」やってるね

昨日サッカーのW杯を見たせいか、生活のリズムが狂い、今日も深夜に目が覚めて「朝まで生テレビ」を途中(2時10分頃)から最後まで見てしまった。辻元清美はよく勉強していると思うし、税制に関してはもっとも私の意見に近い主張をしていたが、同時に辻元氏と福島瑞穂党首との距離も感じた。いつになるかわからない次期衆院選の時には、辻元氏は社民党から民主党に鞍替えするんじゃないかと思った。

田原総一朗は相変わらずむかつく奴で、所得税累進課税は、労働は罪だとする思想に基づくものだ、私(田原)など400字詰め原稿の4行分しかもらえないとか何とか言っていた。しかし、小泉政権時代に田原が書いた『それでも小泉純一郎を支持します』とかいうおバカなタイトルの本など、世に害毒を流しただけだから、一銭の収入にも値しないどころか、世論をミスリードした罪で罰金を徴収しても良いくらいではないかと思う。

で、世間がW杯で盛り上がっている間に、参院選が公示されて2週間後には投票なのだが、W杯と参院選が同じ年に行われるのは1998年以来だ。この年には、優勢と見られていた自民党が、直前のサンプロ出演などで橋本龍太郎首相(当時)の発言がブレて、結局ふたを開けてみたら自民党が大敗し、橋本内閣は退陣に追い込まれた。


毎日新聞の「えらぼーと」ももう掲載されている。
政治 - 毎日新聞


気に入らないのは問7の「経済・財政運営」で、下記のような設問になっている。

経済・財政について、「行政の無駄削減」を前提とした上で、あなたの考えに近い方を選んでください。

  1. 法人税の減税や規制緩和による経済活性化
  2. 増税してでも社会保障や福祉を充実させる


この選択肢のどちらかを選べと言われると、後者しか選びようがないが、当の毎日新聞などのマスコミによって、消費税増税論者と一緒にされてしまうだろう。

もっとも、毎日新聞が「『行政の無駄削減』を前提とした上で」と限定していること自体は正しい。無駄の削減を行う前の消費税増税議論は是か否か、という設問もどこかで見たことがあるが、上記「えらぼーと」以上に問題が多いと思う。「無駄の削減」と税制の議論をリンクすることは無意味である。「無駄の削減」なんていつだって必要に決まっている。