そうそう、これを楽しむのを忘れていた。
毎日新聞の「えらぼーと」へのスポーツ・芸能界出身候補者の回答。一般に彼ら、特にスポーツ界出身者にはタカ派が多いと私は認識している。
もっとも注目した谷亮子（民主）は多くの問いに答えていない。基本的にノンポリというか、政治に関心がないのだろう。憲法9条や集団的自衛権の設問には答えず、核武装には反対しているが、普天間飛行場の移設先は辺野古が適当と答えている。小沢一郎の強い誘いで立候補した谷が「辺野古」と回答していることは注目されてよい。
堀内恒夫（自民）は予想通り右翼、というより極右。核武装も情勢次第で検討すべしと答え、日米安保は軍事面を強化せよと答えている。江本孟紀（国新）も堀内に近い右翼だが、日米安保は「今のままで良い」とした分だけ、堀内ほど強烈な極右ではない。中畑清（立ち枯れ）も江本とほぼ同じ。
野球人は呆れるばかりの右翼揃いだが、体操の池谷幸雄（民主）はそこそこリベラル。しかし普天間飛行場移設問題では辺野古を推す。
芸能人では三原じゅん子（自民）は右翼だが、「翔んでイスタンブール」の庄野真代はかなりリベラル。しかしやはり普天間飛行場移設では県内移設を主張する。
全体的には、プロ野球出身者の右翼偏向ぶりが突出している印象を受ける。
