kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

8対3で楽勝のはずが8対22の惨敗になるのが「プロ野球」の試合といえるのか

プロ野球二部リーグことセントラルリーグで、またしても珍妙な試合が生まれた。

京セラドーム大阪で行われた阪神対広島第16回戦は、序盤広島打線が阪神先発の安藤を打ち込むなど、5回を終わって8対3と大きくリードした。ところが、6回に2点を返された広島投手陣は、7回7失点、8回にはなんと10失点と、わずか2イニングで17失点、3イニングで19失点の醜態を演じ、終わってみれば8対22の大敗を喫した。

スコアを見てみると、阪神の平野が7回裏に1イニング2死球を記録している。1イニング2本塁打ならたまに聞くが、同一打者の1イニング2死球など聞いたこともない。いかに広島の投手がノーコンかということだろう。これでもプロ野球の試合といえるのだろうか。

広島投手陣は、6月8日の交流戦でもオリックスに10者連続被安打の日本プロ野球ワーストタイを記録した。同じ日の少し早い時刻に、ヤクルト投手陣が千葉ロッテに10者連続被安打の日本プロ野球ワースト新を記録したばかりだったが、すぐさまタイ記録で続くという驚くべき日だった。ヤクルトはその後投手陣が立ち直り、今日ついに貯金「1」を記録するに至ったが、広島は横浜と一緒に沈む一方で、最近は広島と横浜の最下位争いが板についてきた。広島と横浜の対戦成績は、例年拮抗している。

こんな投手陣を打ち崩して、阪神は首位を奪回したが、阪神、巨人、中日といった上位球団は、どういうチームを相手に勝ち星を稼いできたかということに目を向けるべきだろう。