kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

陰謀論者たちの内紛(笑)

かつて「つくる会」が内紛で分裂したように、陰謀論者たちも内紛がお好きらしい。

1年以上前の記事だが、こんなのがあった。


きくちゆみのブログとポッドキャスト Aloha Mahalo Hawaii: 副島隆彦さんへの公開書簡/リチャード・ゲイジの来日は12月に決定!

副島隆彦さんへの公開書簡/リチャード・ゲイジの来日は12月に決定!


副島隆彦さんに今朝、電話をした後、このブログを書くことにしました。

以下は、私が彼に電話をしたあとに送ったメールです。彼は「電話してくるな、失礼だ」といいますが、私の信用にかかわることなのであえて公開します。
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副島さん、(私のブログにもこのメールが公開されています)

電話をしてごめんなさい。
私は副島さんが「学問道場」という公の場で書いた内容を確かめるために電話をしました。

昨日、副島さんのファンであるという友人から「これ、ゆみちゃんのことじゃないの?」と言われました。
http://www.soejima.to/
から以下をコピーペーストします。

今の「9・11はやらせだ」キャンペーン(だけ)を、やって回っている、あの女活動家と、同じで、裏がある。だから、私たちは、こんな連中には近寄らないし、騙されない。CIAとその手先どもというのは、どんなマヌーバー(マニューバー、謀略手口)でも使う。


「あの女活動家」とは誰を指しているのでしょうか。

お電話で「そんなやつは沢山いるよ」と副島さんは逃げました。私は一人でも名前を挙げてください、と聞きましたが、副島さんは名前を挙げることはできませんでした。副島さんは名前さえ知らない人のことをご自分の想像で書いているのですか。(しかも、その人の信用を落とすのに十分なことを)


昨年7月にそんなことがあったんだ。そういえば、最近きくちゆみの名がネットの陰謀論者たちの間で話題になることが少なくなったと思っていたところだ。

昨年7月というと、政権交代総選挙の直前で、副島隆彦が例の植草一秀との共著を出した頃だ。新たな金づるを見つけたから、きくちゆみなんてもうどうでもいいよ、と副島は考えたのだろうか。

最近では、副島隆彦の最大の盟友は、「アルルの男・ヒロシ」こと中田安彦らしい。気持ち悪いからリンクを張らないが、中田安彦が山口二郎を批判した文章は、読んでいて背筋が凍る思いだった。少なくとも私の感覚からいえば、中田安彦はまともな人間ではない。山口二郎も、90年代の政治改革を推進した元凶であって私は評価しないが、それをトンデモの方向から批判するとは、かつて本多勝一を批判した木村愛二を思い出す。ホンカツも問題含みのジャーナリストだとは思うが、木村愛二はネオナチ同然のトンデモだ。

中田安彦や副島隆彦もそれと同じ。こんなのに付き従う小沢信者に対して、私は今後も攻撃の手を緩めることはない。


[PS]
さらに調べてみると、植草一秀副島隆彦と一緒に後援会を行った際、きくちゆみの支持者に批判されていたらしいことがわかった。植草はブログ記事に下記のように書いている。
「副島隆彦を囲む会」定例会への招聘に感謝: 植草一秀の『知られざる真実』

なお、感想の一部に


「・9.11テロの女活動家と呼ばれたとのきくちゆみ氏のブログによると、電話で「失礼な奴だ」とか「お前」と呼ばれた由、案外傲慢な素顔かと少し失望していました(女性 60歳 会社役員)」


との記述があった。意味が判然としないが、私はきくちゆみ氏と電話で話したことはないので、誤解のないようにお願い申し上げたい。


自意識の強い植草は、これを自分に対して書かれたことだと思ったようだが、もちろんこれは植草ではなく副島隆彦を指して書いたものだろう。自己中心的な植草らしい誤解だと思う。


[PS2]
さらに調べてみると、昨年、さにぃさいどさんが書いた下記記事にこの内紛の件が紹介されていて、当ブログからもリンクを張って紹介したことがあった*1
陰謀論って、楽だよな - さにぃさいどの悠々自適


どっかでこの話見たことあるよなあ、とは思っていた。あらためてリンクを張った次第。