kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

共産党、内閣不信任案に「棄権」へ。社民党は「棄権」か「反対」で調整

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110602k0000m010088000c.html より。

 野党側も一枚岩ではない。共産党志位和夫委員長は1日夜、緊急に記者会見し、「自公両党の党略的な行動に手を貸すことはできない」として2日の採決を棄権することを明らかにした。共産党は賛成する方針だったが、不信任案が可決される可能性が出てきたとみて、混乱回避に動いたとみられる。

 社民党も棄権か反対する方向で調整しており、両党を合わせた15人が棄権か欠席すれば、不信任案の可決には与党系から82人以上の賛成が必要になる。


今朝書いた記事では、共産党が内閣不信任案に「賛成」の方向だと聞いて、同党を「教条主義的」と批判したが、上記の報道を受けてこれを撤回する。内閣不信任案に「反対しろ」とは私には言えない。社共両党には、小沢一派の動向をにらみながら判断してもらうしかない。


これで思い出したのだが、昔「野党共闘」とかいうブログ運動があった。実際には、このグループを構成するブログを書いていた人間は、大部分が小沢信者だったと思うけれども、共産党の支持も社民党の支持も、そして小沢一郎と同じ保守の国民新党(今は与党だけれど、「野党共闘」ブログ運動の時代には野党だった)の支持も得られない小沢一派の「不信任案賛成」っていったい何なのだろう。この小沢一派の行動と「野党共闘」というスローガンがどう整合するのか、そこを含めて説明してもらいたいものだ。もっとも今では彼らの大部分はブログを休止しているから、今更言っても仕方ないかもしれないが。