下記は産経のインタビュー記事だが、吹いてしまった。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110805/stt11080520470010-n1.htm
もう、菅直人政権を倒してくれというのは国民の願いになっている。「オレの顔が見たくなければ再生エネルギー特別措置法案を通せ」とか、「特例公債法案が通らないなら辞めないよ」とか。これは恫喝ですよ。(北朝鮮総書記の)金正日じゃあるまいし、聞いたことがない。
これは承っておくとして、
それでも菅さんが辞めないということになったら、その時こそ菅さんを支えてきた諸君はよもや不信任に反対することはあるまいなと。民主党の小沢(一郎元代表)さん、鳩山(由紀夫前首相)さんは決断するんだろうな。よもや決断しない、ということであればただではおかないよ。
って何? これが「恫喝」なくして何なの?
いやあ、小沢一郎や鳩山由紀夫に対する嫌悪の激しさにかけてはたいがいの人には引けを取らないと自認する私でも、この石破の発言には引いたよ。小沢や鳩山も「お前が言うな」と思ったんじゃないかな。
しかも石破の情けないところは、小沢や鳩山を恫喝しながら彼らをあてにしていることだ。
来年には谷垣総裁の総裁任期が切れます。それまでに谷垣政権を作るのが私に与えられたミッション。その前に先のことを口の端にのせるべきではないけども、成就した暁には私も当然、総理・総裁を目指すことになるでしょう。
これには鼻で笑ってしまった。谷垣禎一もまた「お前が言うな」と思っただろう。石破茂なんかが自民党総裁になるくらいなら、谷垣が続投した方がよっぽどマシだ。
通して読んだ印象は、「石破茂ってバッカじゃないか」の一語に尽きる。前々から思っていることではあるが。