kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

ヤクルト、4月の読売戦ホームゲームに11連勝

静岡・草薙球場で行われたヤクルト−読売の今季1回戦は、8対4でヤクルトが勝った。

先週末、阪神が読売に甲子園で3連勝したが、阪神びいきの某スポーツ紙が、阪神がシーズン最初に本拠地で迎えた読売戦に3連勝したのは11年ぶり3度目で、過去の2シーズンはいずれも阪神が優勝していると嬉しそうに書いていた。しかし、ヤクルトは過去3年連続して、シーズン最初の読売戦ホームゲームに3連勝している。そのほかに、私の記憶によれば野村監督時代の1991年に神宮球場で行われた1〜3回戦に3連勝しているはずだから、少なくとも過去4度記録しているのである。つまり、阪神を上回っている。ちなみに、1991年に神宮球場で読売に1回戦、2回戦と連勝した時、それが実に33年ぶりのことだったと聞いて呆れた記憶がある。つまり、ヤクルトはそれ以前の32年間、読売との最初の2度の対戦で一度も連勝できなかったのである。

今年のヤクルトは、優勝はおろかAクラスも絶望的な戦力だが、せめてシーズン最初の読売戦ホームゲームくらいは、3連勝は無理としても勝ち越しくらいはしてくれないものかと思っていた。しかし、今日は読売に逆転されて絶体絶命だった。しかし、今シーズン不調らしい読売の救援投手・マシ損の乱調に助けられて、8回裏に一挙5点を挙げて逆転勝ちしたのだった。これで、2010年4月に松山で行われた2連戦の2戦目に勝って以来、2011年の静岡3連戦(東日本大震災の影響で、神宮でナイトゲームが開催できなかった)、2012年、2013年の神宮3連戦とあわせて、4月のホームゲーム読売戦は足かけ5年で11連勝となった。だが、嘆かわしいことに「ヤクルト 4月 ホーム 読売戦 11連勝」でググっても、そのことを記録した記事は何も現れなかった。だからこうして自分で書くことにした。

明日(16日)の予告先発はヤクルトが八木、読売が菅野だから、九分九厘連勝がストップしそうだが、奇跡を願う。明後日はライアン小川の中5日登板があるかどうか。昔のカープではないが、春先しかプロ野球の楽しみはないのである。せめて今回の読売3連戦くらいは勝ち越してくれ。


[追記]
この記事を書き終えた直後に、2009年だったかの高田繁監督時代にも、神宮で読売に開幕3連勝していたのを思い出した。だからホームの読売戦開幕3連勝は「少なくとも5度」記録している。もっともその年の3連戦は4月ではなくおそらく3月だったし、その年はそのあとの読売戦の勝率が実に1割(2勝18敗1引き分け)だった。それに何より私は読売OBの高田繁が大嫌いで、高田監督時代はヤクルトの応援も休んでいたので、記憶が飛んでいた次第。