kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

財政再建志向こそ新自由主義のドグマなんだよ。リフレは関係ない。

 時間がないので簡単に。

 

 

 だーかーら−。何回言ったらわかるんだよ。他のリフレ派の人たちはどうか知らないが、少なくとも私の基準では、リフレへの賛否とネオリベであるかどうかは全然関係ない。「財政再建志向(=緊縮財政志向)」こそ新自由主義のドグマ(教義)なんだよ。そんなことはあちこちの財政学の解説書に載ってる。で、欧米のリベラル・左派は1930年代(というかニューディール政策の時代)に「財政再建志向」に代表される「小さな政府」志向から卒業してる。それなのに日本のリベラル派、特に旧民主党支持者たちの多くは、1930年前後の立憲民政党濱口雄幸井上準之助らの緊縮財政志向から全然脱却できていない(これはリフレ派の経済学者ではなく、近代日本政治史を専攻する歴史学者坂野潤治が言っていることだ)。上記ツイート主はその典型だ。

 そんな志向を持っている人たちの政策では人々の暮らしは絶対に良くならないし、それを有権者たちも感じているからこそ国政選挙で負け続ける。私が言っているのはそれだけだ。もっと言えば、私は財政政策の話をしてるんであって、リフレ(金融政策)の話など何もしてない。

 なんでそんな最初の前提さえわからないんだろうか。