つい昨日知ったばかりだが、ネットでは「玉クラ」(玉木クラスタ)という玉木雄一郎の応援団があるのだそうだ。オザシンを矮小化したかのようなヤマシンより、さらにマイナーな集団のようだ。何しろ、構成員が本当に玉木雄一郎や国民民主党を応援・支持をしているかどうかさえ怪しいのである。
だが、玉木雄一郎本人が「玉クラ」のお追従に幻惑され、「ネットハイ」に陥っているかのような惨状を呈している。
国民民主党の党員やサポーターは地方で党や候補を一生懸命に応援している。合流するであろう議員も含めて
— 華綺恋@KOC (@kakiren) 2020年8月13日
それを清掃お疲れ様というツイートにいいね押すなんて常軌を逸している
支持者をなんだと思っているのだろうか pic.twitter.com/8ijTWoapSu
上記ツイートに見られる通り、玉木は国民民主党の支持者たちを怒らせているが、玉木が「いいね」を押したという「悪平等から選択自由へ」と名乗るアカウントは、眺めてみると維新の吉村洋文を宣伝している。明らかに「本籍維新」の人間だ。
【インタビュー】「吉村洋文『勇気こそがリーダーに最も重要だ』-注目の大阪府知事がコロナ禍の対応を総括する https://t.co/lXJMPQ4Tpy #地方分権 #政治リーダー
— 悪平等から選択自由へ (@biz_health_sec) 2020年8月10日
ネットをざっと眺めてみると、いま玉木を応援している人間は、ネトウヨ、「本籍維新」、「本籍自民」、オザシン系ヤマシン界隈の順番で多い。最後の人たちは、かつてのオザシンでヤマシンに転向しつつあったが、現在では玉木に乗り換えようとしている人たちだ。その代表格は、あの「Dr.ナイフ」である。
立憲、枝野立つ!←よし、よくやった!
— Dr.ナイフ (@knife900) 2020年8月13日
↓
枝野には失望した
↓
れいわ、山本立つ!←よし、よくやった!
↓
太郎には失望した
↓
国民、玉木立つ!←よし、よくやった!←今ここ
っていう人いるよね
僕もそゆとこあるねんけどな
なんだ、オザシンじゃなくてエダシン(「枝野幸男信者」)だったんじゃないかと言うなかれ。オザシンの中には、明らかに小沢が「『希望の党』騒動」にかかわっていたにもかかわらず、あの騒動では枝野幸男と立憲民主党に肩入れしていた者が少なくなかったのだ。現在でもしばしば小沢びいきのツイートを発するナイフもその一人だったのだろう。
上記ナイフのツイートに、ナイフと同一人物との説があるネトウヨの黒瀬深が反応している。なお同一人物説の真偽は今なお不明だし、そんなことはどっちでも良い。
枝野にも山本にも1ミリたりとも期待してなかったけど玉木さんには期待している。
— 黒瀬 深 (@Shin_kurose) 2020年8月13日
ナイフは下記のようなふざけたツイートも発している。
賛同は得られないと思うけど、僕が考える理想の新党
— Dr.ナイフ (@knife900) 2020年8月13日
・立憲首脳部は玉木グループに頭を下げて新党に加わってもらう
・党首選挙は枝野さんも玉木さんも立候補しない
・前原さん、野田さんなど昔の偉い人を特別扱いせず、除外もしない
・れいわ新選組といずれ合流を目指す
・日本共産党と共闘する
ほんとどうしようもないよな、こいつ。
そういや、ナイフとは関係ないが、山本太郎が田中龍作ジャーナルをdisっている箇所を指摘したツイートも見た。
https://t.co/VG30zlrF8Q
— ShuN (@ShuN_antihate) 2020年8月12日
43:25 あたりで「○○ジャーナルかな。なんでああいうことを書くんかな」
だって pic.twitter.com/MqBHF81v8M
「どっかからカネ出てんのかなと思いましたもんね、はっきりいって」
— ShuN (@ShuN_antihate) 2020年8月12日
この件では山本太郎もひどいが、かといって田中龍作に同情する気も起きない。彼は2013年の参院選で「大政党に有利な比例代表制」なる妄言を発したが、その総括を未だにやっていないなど、およそ信頼できるジャーナリストとは言えないからだ。