kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

2020年8月の国内の新型コロナウイルス感染症の新規陽性者数32,127人、死亡者数285人

 8月最後の新型コロナウイルス感染症に関するNHKニュースが流れた。

 

www3.nhk.or.jp

 

 上記リンクのNHKニュースによると、8/31の午後10時現在で日本国内の新型コロナウイルス感染症による陽性者の累計は68,516人、死亡者数は1,298人だった。

 これを7/31最後のNHKニュースと比較したい。それは1か月前に公開した下記記事に記録しておいた。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 7/31の時点では、陽性者の累計は36,389人、死亡者数は1,013人だった。差分をとると、8月に新たに確認された陽性者数は32,127人、死亡者数は285人だったことになる(見かけ上の「致死率」は0.89%)。7月の死亡者数は37人だったそうだから、8月は7月の7.7倍もの死亡者が出たことになる。とはいえ、5月の死亡者477人と比較すると4割少ない。つまり、緊急事態宣言の発令をもたらした「第1波」ほどの大きさではなかったものの、かなり大きな波だったといえる。

 9月は陽性者数がかなり減るだろうが、死亡者数の減り方はそれより鈍いだろうし、下手をしたら8月を上回る死亡者数になるかもしれない。

 問題は秋以降、涼しくなり、さらには寒くなってからの感染状況だ。政治の話に絡めると、本格的な冬が来るまで、なおかつ安倍晋三の「さよならコンサート」的同情ムードが続いているうちに、次期菅義偉政権が臨時国会召集早々の解散総選挙を仕掛けてくることはほぼ確実になった。遅くなるとコロナの脅威が増す恐れが強いから、時期的にはややコロナの感染状況が落ち着きつつある今しかない。風雲急を告げるとはこのことだ。