kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

コロナ禍のさなかに消費税を財源に病床削減を進めようとする外道の菅義偉自公政権の「末期感」

 自民党政権の末期感をよく描き出しているなあと感心したのが、一昨日深夜に発信されてすぐさま評判をとった下記ツイートだ。

 

 

  新型コロナウイルス感染症の感染拡大が始まりつつあった昨年3月4日に、政府(安倍晋三政権=当時)は感染症対応の病床数を20万減らせと指示した。批判を受けた厚労省は、削減を見直すポーズをとり、それを真に受けた朝日新聞が同4月16日付で病床数削減見直しの方針と報じたが、実際には厚労省は見直しなどやらなかった。政府は今国会で病床数削減の補助を消費税を財源として進める法案を出した。それでいながら、新型コロナの患者を受け入れなかった病院には罰を与えると、唯一の得意技がパワハラである菅義偉が吼えた。そんなさなかに、山田真貴子が入院して内閣広報官を辞任した。病床の山田のスマホで飲み会のお誘いのメールが入った。そんな漫画が描かれている。最後の山田のスマホは作者の創作だろうが、それ以外はすべて事実だ。

 一度決まったことはすべては惰性力でそのまま続けられる。これが役所の仕事のやり方であることは周知だが、コロナ禍という非常時での病床削減などという動きは、政府が止めなければならない。それが非常時における政治の当然のあり方だ。

 だが右翼政権や保守政権にはそれが大の苦手だ。保守というのは前例を重んじる行き方をとるものだから、状況の変化に応じた素早い判断が要求される非常時(緊急時)とは相性が悪いのだ。だからコロナ禍のさなかに消費税を財源として病床削減を進めるなどと言う外道の法案を平気で提出する。

 しかも自民党は長年政権の座に居座り続けているから腐敗し切っている。特に安倍と菅(後菅あるいは小菅)という、パワハラばかりが得意などうしようもない総理大臣が続いた。NHKのキャスターがまた交代させられるらしいが、NHK政治部長だかを厳しく叱責して暗にキャスター交代の圧力をかけたのが「飲み会を断らない女」こと山田真貴子だったという。私は山田には一片の同情も感じない。

 少し前までは菅内閣支持率は下がっても自民党政党支持率は安泰などと言われていたが、最近では菅内閣支持率は下げ止まっているのに自民党の地方選での得票率が落ちまくり、自民党議席を減らし続けている。

 大きな変動が起きつつあるように思われる。