kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

山本太郎の某組が「野党共闘」に参加へ/同組の衆院選千葉8区候補予定者だった太田和美は衆院選出馬を取り止めて柏市長選に出馬へ

 某組の衆院選千葉8区候補予定者だった太田和美衆院選への出馬を取り止め、柏市長選に出馬するという。それと同時に、太田のTwitterサイトから「×××色」が消えたとのことだ。「×××」は弊ブログのNGワードだが、本記事では引用文中に限ってこの禁句を露出させることにする。

 

 

 要するに「×××」の看板なんかがあったら選挙に勝てないということだろう。「×××」は他にも何人かの候補を降ろすらしいとの情報を伝え聞いている。例の陰謀論者にして泡沫候補確実といわれる高橋阿斗なんかも衆院選に出ないだろうとの噂だ。要するに「×××」は組の運営に行き詰まっている。

 このような惨状に陥って初めて、山本太郎は「野党共闘」入りを決めたようだ。以下朝日新聞デジタルより。

 

www.asahi.com

 

市民連合主導の野党共闘 立憲、共産、社民に加え、れいわも参加へ

2021年9月7日 22時02分

 

 

 野党共闘を呼びかける市民団体「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)は8日、立憲民主、共産、社民、れいわ新選組の野党4党と次期衆院選の共通政策で合意する。

 調印式には、立憲の枝野幸男代表、共産の志位和夫委員長、社民の福島瑞穂党首、れいわ山本太郎代表が出席する予定だ。

 旧民主党の流れをくむ野党第1党と共産が「市民連合」を介した共通政策で合意して、衆院選に臨むのは初めてとなる。

 共通政策には、科学的知識に基づくコロナ対策の強化や消費税減税、原発のない脱炭素社会の追求、「コロナ禍に乗じた憲法改悪」への反対、森友・加計学園問題や桜を見る会に関する疑惑の真相究明などを盛り込む予定だ。

 一方、国民民主党は「原発のない」や「安保法制の違憲部分の撤回」の表現に党内に異論があるため、8日の調印式には玉木雄一郎代表が参加しないことになった。市民連合と個別に合意を結ぶかどうかの対応は、8日の役員会で引き続き協議する予定だ。

 

朝日新聞デジタルより)

 

出典:https://www.asahi.com/articles/ASP97740MP97UTFK00R.html

 

 私としては、この「×××」こと某組は、下記ツイートが指摘している件を改めなければ、今後とも肯定的に接するに値する政党であるとは認めない。まず政党名を改めろ。話はそれからだ。

 

 

 思えば、山本太郎改元にタイミングを合わせて新元号を関した政党を立ち上げ、それと同時に「野党共闘」には加わらない路線を鮮明にしたのは2019年5月だった。その路線は、当初は同年の参院選で華々しい成果を挙げたものの「一発屋」に終わった。ことに2020年7月の都知事選出馬を強行して惨敗したあとは、日に日に存在感を失っていった。

 ただ、9月2日付東京新聞で読んだ同党の政策を見ると、同党のウリが積極財政であることから当然ではあるけれども、現在自民党総裁選で人気が最も高いらしい河野太郎のような極悪ネオリベとは全く違い、新型コロナ対応に巨額の財政出動を行うと言っている。だからこの政党が無意味な旧民主系政党同士の内ゲバを止めて「野党共闘」に加わること自体は肯定的に評価しても良いだろう。

 

www.tokyo-np.co.jp

 

 何度も書く通り、現在の日本で最大の脅威は、安倍・菅両政権で行われ、最悪の場合河野太郎に引き継がれる極悪ネオリベの新型コロナ対応である。山本太郎が「野党共闘」入りに舵を切ろうとしていることで、これまで彼や某組(「×××」)を熱狂的に支持あるいは信奉していた、立民(立憲民主党)に対する憎悪の暗い情念をもつ人たちは大いに失望したに違いないが、最近の山本太郎には珍しくまともな判断をしたと思う。この決断をせざるを得ないほど追い込まれていたのかもしれないが。